ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 食の安全・安心のひろば > 有毒植物による食中毒に注意しましょう

本文

有毒植物による食中毒に注意しましょう

印刷ページの表示 ページ番号:0002117961 更新日:2023年9月28日更新

有毒な植物にご注意ください            ~その野菜や山菜・・・本当に食べられますか?~

JPEG

全国的に有毒植物を誤って食べたことによる食中毒が発生しています。
有毒植物の種類によっては死亡することもあるため、注意が必要です。
春の行楽シーズンを迎えるにあたり、野草や山菜など、食用と確実に判断できない植物を食べるのは 絶対にやめましょう!

有毒植物にご注意ください!! [PDFファイル/354KB]

 

ご家庭での有毒植物による食中毒防止法について

 (1)家庭菜園や畑などで、野菜と一緒に有毒植物を栽培するのはやめる。

   ◎ニラ(食用)とスイセン(有毒)、ハスイモ(食用)とクワズイモ(有毒)などは

    並べて植えないこと!

 (2)食用の植物だと思っても、植えた記憶のない植物を食べるのはやめる。

   ◎有毒植物が自生している場合もあります!

有毒なきのこによる食中毒防止について

例年、全国的に毒キノコを食用キノコと誤って食べたことによる食中毒が発生しています。

野生の毒キノコを、図鑑やインターネットの写真で自己判断して食べることは危険です!
 食用キノコと酷似した毒キノコもあり、専門家以外は鑑別が困難です。

○言い伝えで自己判断するのは危険です!
 「縦に裂けるものは食べられる」、「ナスと煮ると解毒される」等の情報は誤りです。

(大分県版)毒キノコ啓発ポスター [PDFファイル/1.26MB]

 毒キノコポスター

参考

高齢者向け有毒植物注意喚起チラシ(厚生労働省) [PDFファイル/872KB]

全国の有毒植物による食中毒発生状況は厚生労働省ホームページ(有毒植物による食中毒に注意しましょう)をご覧ください。

有毒植物による食中毒情報については公益財団法人 日本中毒情報センターの中毒情報データベースをご覧ください。

  食中毒めぐみちゃんきのこ
 

クワズイモによる食中毒について

!!大分県でも2年連続発生中(令和3年11月、令和4年10月)!!

クワズイモは「シュウ酸カルシウム」という針状の結晶を含んでおり、食べると口腔内の傷みや悪心、嘔吐、下痢といった症状を呈します。

クワズイモは観葉植物として鉢植え等で栽培されている物ですが、その葉柄が食用のサトイモやハスイモと酷似しており、

間違って食べたことによる食中毒事件が発生しています。

観賞用の植物を処分する際は、庭や畑に捨てずに確実に処分してください。

 

【ハスイモ(左)とクワズイモ(右)】   【クワズイモに特徴的な真っ赤な果実】

jpg      jpg

 

【クワズイモの組織に付着しているシュウ酸カルシウムの針状結晶】

※電子顕微鏡により撮影              ※光学顕微鏡により撮影

jpg      jpg

クワズイモの特徴チェック~1つでも該当したらクワズイモの可能性あり~

 □ 葉の先端がとがっている

 □ 葉や茎に光沢がある

 □ 葉や茎の色が深い緑である

 □ 茎が葉の切れ込み部分から映えてくる

 □ 加熱後、皮が横にも縦にも簡単に剥くことができる

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)