【特徴】
腸炎ビブリオは、海水域に分布するため、3%程の塩分を好み、真水や熱に弱い。海水温の上昇とともに増殖し、近海産の魚介類についている。低温に強く、熱に弱い。他の菌より増殖が早い。
【主な原因食品】
魚介類と魚介類からまな板などを介して二次汚染された食品
【潜伏期間】
通常10~24時間程度
【主症状】
腹痛、下痢、発熱、吐き気
【予防方法】
(1)魚介類は、低温で保管する。
(2)魚介類は、流水でよく洗ってから調理する。
(3)魚介類専用の調理器具を用意し、使用後は十分に洗浄消毒し、二次汚染を防ぐ。
(4)調理後は、速やかに食べる。