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大分県では、今年開催されるラグビーワールドカップ2019の食品衛生対策の一環として、ホテルの食品事故に対する危機管理体制の向上を目的に、本研修会を実施しました。
今回、県内の主要なホテルから多数の支配人や食品取扱者等に参加していただきました。
第1部では、外部から講師を招き、食中毒や感染症の危機管理に関する講演を行いました。各施設で危機管理マニュアルの整備などリスク管理を徹底する必要性を再確認していただきました。
第2部では、グループワーク形式により、ホテル関係者と保健所の食品衛生監視員で3つの検討事例を用い、対応についてシミュレーション(机上訓練)を行いました。食品衛生監視員の助言で、各参加者は食品衛生管理の重要性や食中毒発生時の対応を再確認していました。また講師の講評をもらい、危機管理体制について、特に緊急時の連絡体制の整備が重要であることなど理解を深めました。
日時: 平成31年2月20日(水) 13:00~15:30
場所: 杉乃井ホテル 「コスモス」
○第1部 講演「食中毒・感染症の危機管理」
講師 NPO法人食品保健科学情報交流協議会 北村忠夫 先生
○第2部 危機管理シミュレーション(机上でのグループワーク)
大分県内ホテルの支配人、食品取扱者等 26名
大分県・大分市保健所の食品衛生監視員 7名
計33名