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日時:平成25年12月13日(金) 14時30分から15時20分
場所:明豊中学校
A 放射能を含まない食べ物はありません。私たちの体も放射能を含んでいます。例えば、カリウムイオンの一部は微量ですが放射能を持つものもあります。事故が起きて余分な放射線が放出され、普段より高くなった時に一部の食品で放射性物質の量が高くなりました。私たちの体に取り込まれても問題のない程度として100ミリシーベルトという量があり、これは一生涯に余分に浴びる放射線の量という事になります。
なお、地球上には自然の状態で高い放射線が出ている地域もありますが、そこでも人は元気に暮らしています。
A 消費期限と賞味期限は異なります。その商品をよく知っている作った人が賞味期限を決めています。消費期限は期限を過ぎたら食べられない、賞味期限を過ぎていたらおいしくないかもしれないけど食べられるというふうに理解してください。いずれにしても、大事なのは保存方法です。
A (何を一つの種類とするか、これを説明すると一時間くらいかかりますが)おおまかに食中毒を起こす菌は20種類くらい、腐敗させる菌は数十種類です。
A 農薬だけでなく、食べ物の中には発がん性物質があり、ある程度以上食べると発がん性が高まるという量がそれぞれの物質にあります。どれくらいまでだったら発がん性があるのか?ということは難しいです。同じものだけを人が通常食べないくらいの量を食べ続けるといったことはしない方が良いと思います。偏食をせずに、野菜、肉、魚、ごはんやパンなどいろいろな食べ物を食べるようにしたいです。