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平成26年6月に大分県内においてシカ肉を生で食べて、E型肝炎を発症したと思われる事例が報告されました。ジビエ(イノシシ肉、シカ肉)を生で食べると、E型肝炎や腸管出血性大腸菌、サルモネラ等の食中毒になる可能性や寄生虫の感染も知られています。
ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう。また、接触した器具の消毒など、取扱いにも十分に注意してください。
業として食用とする野生鳥獣の食肉処理を行う場合には、食品衛生法の許可が必要となります。具体的には、基準に適合する食肉処理施設を設けること、衛生的に取り扱うことが必要になります。
大分県では、イノシシ、シカ肉の食肉処理方法について、処理の方法等を示したマニュアルを作成していますのでご参考にしてください。大分県シシ肉・シカ肉衛生管理マニュアル [PDFファイル/1.25MB]
また、野生鳥獣肉の処理加工を始める際には、管轄の保健所(部)へご相談ください。
食材としてジビエを利用する場合は、食肉処理業の許可を持った施設から購入し、表示を確認して調理してください。