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ボツリヌス菌

印刷ページの表示 ページ番号:0000007404 更新日:2010年2月17日更新

【特徴】

ボツリヌス菌は、土壌、河川、海水など自然界に広く分布し、食肉、野菜、魚介類などを汚染する。酸素が無い状態で発育し、強い毒素を産生する。人に食中毒を起こす毒素型は、主にA、B、Eの3型である。A型、B型は耐熱性である。毒素は、熱に弱く、80℃30 分間の加熱で無毒化される。

【主な原因食品】

いずし、缶詰、びん詰、真空パック食品、ハム、ソーセージ等

【潜伏期間】

8~36時間

【主症状】

初期には嘔吐や下痢などの胃腸炎症状、ついで視力障害や燕下障害などの神経麻痺症状が現れる。さらに、重症の場合は呼吸困難に陥って死に至る場合もある。

【予防方法】

(1)びん詰等を作るときは、新鮮な材料を用い、よく洗浄する。
(2)加熱できるものは、十分に加熱した後食べる。
(3)真空パックや缶詰が膨張していたり、異臭がするときは食べない。