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大分県では、今年度開催された国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭、来年度開催されるラグビーワールドカップのような大規模イベントの食品衛生対策として、旅館・ホテルや飲食店における食物アレルギー対策やノロウイルス食中毒対策を推進することを目的とし、事業者を対象に講習会を実施しました。
インバウンドの増加している由布市や別府市の会場では、地域の主要な旅館やホテルから関係者が参加し、大分市の会場には県内の主要事業者や検査施設からの参加がありました。地域を牽引する事業者に情報提供をすることができました。
講習会参加者からは、「同業企業の食物アレルギーやノロウイルス食中毒対策の具体的な取り組み内容が参考となった」「対策の大切さを認識した」という意見が多くありました。また、今後さらに対策を進めたいまたはこれから対策を考え取り組みたいという前向きな声が多くありました。
今回、大分県の多言語翻訳プロジェクトの説明会も同時に開催し、参加者がメニューを持ち込んで実際に個別に相談を行いました。「外国人客の言語対策に使用したい」といった感想もあり好評でした。食物アレルギー対策には、今後インバウンド対策として多言語対応や食品ピクトグラムの活用が必要であることから、企画振興部と協働で実施でき非常に有意義でした。
9月 5日 (水曜日) 湯布院コミュニティセンター
9月 6日 (木曜日) 別府市社会福祉会館
9月10日 (月曜日) 大分銀行宗麟館
〇大分県における大規模イベントの衛生対策
大分県生活環境部食品・生活衛生課
〇すかいらーくグループのアレルギー対策とノロウイルス対策
株式会社すかいらーくホールディングス コーポレートサポート本部
品質管理グループ 食品衛生専門官 三牧 国昭 氏
〇大分県の他言語翻訳プロジェクト
・大分県企画振興部観光・地域振興課
・ジャクール株式会社 稲葉 重樹 氏
県内旅館・ホテル、飲食店事業者等 計 93名(3会場分)
由布市会場
別府市会場
大分市会場