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大分県では、多くの県民の皆さんが、県内の温泉に入浴して実感した体調や気持ちの変化(効果)について自由記載をしていただき、得られた多くの言葉をテキストマイニングの手法を用いて解析しています。
(テキストマイニング=大量のテキストデータから有益な情報を取り出す手法)
このような新たな手法により得られた温泉の入浴効果により、温泉をもっと利用し、休養・こころの健康に役立てていただきたいと思います。
※令和元年度は、大分県全体の分析とともに、モデル市として事業を実施した、別府市、竹田市、豊後高田市ごとに分析しています。
【収集方法】健康アプリ「おおいた歩得(あるとっく)」の温泉スタンプラリーによる収集
【対象】令和元年9月1日~11月30日に県内105の温泉施設で収集した7,390件
【設問】
1 性別(男性・女性)
2 年齢(18歳以上20歳未満・20代・30代・40代・50代・60代・70代・80歳以上)
3 温泉名
4 温泉の温度はどれくらいでしたか(ぬるい・適温・熱い)
5 温泉の浴槽(湯船)に入っている時間(分単位)
6 温泉入浴により実感した体調や気持ちの変化(効果)について自由にご記入ください(100字以内)
令和元年度温泉の入浴効果に関するアンケート分析概要 [PDFファイル/3.35MB]
・すべての入浴時間において「気持ちよい」が顕著です。
・入浴時間が長くなると疲れがとれる傾向です。
・60分以上の入浴で「リフレッシュ」が顕著です。
・30分以上の入浴で「くつろげる」が初めて出現します。
・10分以上15分未満では、「子ども」と「露天」が部分共起ネットワークの中心です。
・30分以上60分未満では「水風呂」と「交互」の共起関係が顕著です。
・湯温が「熱い」グループでは、「スッキリ」、「脚」が特徴的です。
・湯温が「ぬるい」グループでは、「リラックス」、「ツルツル」、「ポカポカ」が特徴的です。
・「男性」グループでは、「腰痛」、「サウナ」が特徴的です。
・「女性」グループでは、「すべすべ」、「肩こり」、「癒やす」が特徴的です。