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平成24年の人口動態統計について、9月5日に厚生労働省が全国の概況を公表しました。
大分県では、その概況を踏まえ、9月10日に大分県の概況を公表しました。
調査項目(10項目)を前年対比でみると、
出生数は9,650人で全国21位、前年より338人減少し、過去最少となりました。
合計特殊出生率は1.53で全国13位、前年を下回りましたが、5年連続で1.5台を維持しました。
死亡数は14,050人で全国32位、前年より244人増加しました。
主な死因別では、悪性新生物が全体の26.7%(3,753人)を占め、次いで心疾患が15.5%(2,176人)となりました。
自殺は1.9%(261人)で、前年より10人増加しました。
乳児死亡数は24人で、前年より8人減少しました。
昭和60年までは急速に減少していましたが、その後は、増減を繰り返しながら、平成5年以降ほぼ横ばいに推移しています。
新生児死亡数は9人で、前年より7人減少し、初の一桁となりました。
年次推移は乳児死亡と同様の傾向で推移しています。
自然増加数はマイナス4,400人で、平成11年以降、死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続いています。
また、減少数は戦後最大となりました。
死産数は269胎(自然死産96胎、人工死産173胎)で、前年より32胎減少しました。
周産期死亡数は36(妊娠満22週以後の死産が31胎、生後1週未満の早期新生児死亡は5人)で、前年より7(胎・人)減少しました。
婚姻件数は5,652組で、前年より15組減少しました。
昭和48年以降減少を続けていましたが、平成に入りほぼ横ばいに推移しています。
平均初婚年齢は、夫30.3歳(全国では30.8歳)、妻29.1歳(全国では29.2歳)でした。
夫については、平成に入りほぼ横ばいに推移していましたが、平成11年以降上昇を続けています。
妻については、ゆるやかではありますが、ほぼ毎年上昇が続いています。
離婚件数は2,187組で、前年より77組増加しました。