平成１３年人口動態統計

　平成１３年の人口動態統計について、厚生労働省が全国の概況を公表しました。

　大分県では、その概況を踏まえ、平成１４年９月２０日に大分県の概況を公表しました。

　公表内容

　調査項目（１０項目）を前年対比でみると、

• 増加した項目・・・・・自然増加数、離婚件数
• 減少した項目・・・・・出生数、合計特殊出生率、死亡数、乳児死亡数、新生児死亡数、死産数、周産期死亡数、婚姻件数

出生数

　出生数は１０，８９１人で全国３２位、対前年比で１９人減少しました。

合計特殊出生率

　合計特殊出生率は１．４８で全国１４位、前年比で０．０３減少しました。

死亡数

　死亡数は１１，０５４人で全国３６位、前年比で２３５人減少しました。

　主な死因別では、悪性新生物（がん）が全体の２８．７％（３，１７７人）を占め、次いで心疾患が１５．７％（１，７３５人）となりました。

　自殺は２．４％（２６５人）で、前年比で５８人減少しました。

乳児死亡（生後１年未満の死亡）

　乳児死亡数は２９人で、前年より８人減少しました。

　昭和６０年までは急速に減少していましたが、その後は、上昇と下降を繰り返しながら、平成５年以降ほぼ横ばいに推移しています。

新生児死亡（生後４週未満の死亡）

　新生児死亡数は１７人で、前年より３人減少しました。乳児死亡と同様の傾向で推移しています。

自然増加（出生数－死亡数）

　自然増加数は△１６３人で、平成１１年以降、死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続いています。

死産

　死産数は４０１胎で、前年より３胎減少（自然死産数が５胎の減少、人工死産数が２胎の増加）しました。　

周産期死亡（妊娠満２２週以後の死産に、生後１週未満の早期新生児死亡を加えたもの）

　周産期死亡数は５６で、前年より８（胎・人）減少しました。

　昭和５２年以降急速に減少していましたが、その後は、上昇と下落を繰り返しながら、平成７年以降ほぼ横ばいに推移しています。

婚姻

　婚姻件数は６，７４７組で、前年比で２３０組減少しました。

　昭和４８年以降低下を続けていましたが、平成に入りましてほぼ横ばいで推移しています。

平均初婚年齢

　平均初婚年齢は、夫２８．４歳（全国では２９．０）、妻２６．９歳（全国では２７．２）でした。

　夫については、平成に入りほぼ横ばいに推移していましたが、平成１２年以降上昇を続けています。

　妻については、ゆるやかではありますが、ほぼ毎年上昇が続いています。

離婚

　離婚件数は２，６０６組で、前年比で２５５組増加し、過去最高を記録しました。

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