本文
「結婚と出産」 宇佐市立北部中学校 3年 塚本 怜 少子高齢化が進む日本の現状から「結婚と出産」をテーマに取り上げています。国家的な課題に焦点を当て、資料を選定し、年次ごとに変化していく様子を温かい色調で穏やかに表しています。グラフの形も資料の内容に合わせて読み取りやすく工夫されています。出生率低下の原因を育児の負担が大きい女性の立場から資料を集め、問題点を明らかにしようとしています。さらに、子どもを2人以上持ちたいと希望する人口は増えつつある状況にあり、人々の心情に社会の仕組みが追い付いていない現状も明らかにされています。ただ、出産後の女性の就業率についての二つのデータが似たような内容の資料であるにもかかわらず無職者の数が大きく異なる点が、どこかで詳しく説明されているとよいと思いました。 |
---|