平成27年11月10日(火曜日)、県庁舎新館14階等において、南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練(図上訓練)を以下のとおり実施しました。
1 目的
大規模災害発生時の県災害対策本部の対応力の向上、対策部相互間及び関係機関との連携強化を図る。なお、この訓練では25年度から実施している図上訓練の検証結果等を踏まえた改善策を実践し、次の事項についての実現をねらうものとする。
(1)災害発生時における災害対策本部要員の迅速かつ的確な情報収集、整理能力及び対策案の作成能力の向上を図る。
(2)災害対策本部活動の課題や改善策を明らかにして、地域防災計画及びマニュアル等の見直しに役立てる。
2 日時
平成27年11月10日(火曜日)8時30分~15時25分
3 実施場所
新館14階大会議室、141・131会議室、81会議室、防災センター及び各市町村執務室等
4 訓練概要
(1)災害想定
・平成2X年11月8日8時30分に東海・東南海・南海に加え、日向灘を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生
(南海トラフ巨大地震)
・県中部・南部地区で震度6強、東部地区で震度6弱、西部・北部・豊肥地区で6弱~5弱を観測
・沿岸部には津波が襲来し,県南部・中部地区を中心に県内沿岸部は浸水
(2)フェーズ設定
発災後3日目とする。(人命救助の継続と生活支援の本格化)
地震発生から3日目となり、人命救助活動を継続しつつ、生活支援を本格化させていく活動を図上演習により訓練する。
(3)訓練実施方式
・訓練シナリオに基づいて付与される状況に対応していくロールプレイング方式による図上演習
・統制部(コントローラー)と演習部(プレーヤー)を編制
5 訓練参加機関
陸上自衛隊、海上保安庁、緊急消防援助隊(別府市消防本部)、国土交通省、気象庁、日本赤十字社、大分県トラック協会、
九州電力(株)、西日本電信電話(株)、(株)NTTドコモ、KDDI(株)、ソフトバンク(株)、市町村、大分県