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大分県中山間地等の孤立集落発生の可能性とその状況に関する調査の結果について
県では、令和6年能登半島地震を契機に、本県における大規模災害時に孤立する可能性のある集落を改めて把握するための調査を実施しました。調査結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
1.調査内容
・県内の孤立可能性のある集落の把握
・孤立可能性のある集落における防災対策の状況の把握(避難施設の状況、生活用品等の備蓄状況等)
2.調査方法
平成25年度に内閣府が実施した「中山間地等の集落散在地域における孤立集落発生の可能性に関する状況フォローアップ調査」の手法を参考に、県内対象市町村に対して、集落の孤立可能性の有無等を調査しました。
3.結果概要
全集落数 | 調査対象集落数 |
孤立可能性のある集落数 |
孤立可能性のある集落の割合 |
|
県計 | 3,460集落 | 2,417集落 | 1,202集落 | 35% |
※割合は「全集落数」に対する「孤立可能性のある集落数」の割合を算出しています。
※詳しくは添付の調査結果をご参照ください。
大分県中山間地等の孤立集落発生の可能性とその状況に関する調査 調査結果 [PDFファイル/414KB]
4.今後の対策について
災害用備蓄については、防災倉庫などで一括して備蓄している場合もありますが、実際に集落が孤立した場合には、通行途絶のため物資を運搬することが困難となる可能性があります。今後は分散備蓄などの推進やドローンによる物資輸送などの強化の対策をすすめていきます。
また、皆様におかれまして、平時から災害に備えて、食料や飲料水の備蓄などを行っていただくようよろしくお願いいたします。
5.留意事項
本調査は孤立する可能性がある集落を調査したものであり、今回孤立可能性があると判断された集落が必ず孤立するわけではございませんので、ご理解のほどお願いいたします。