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県では、女性の活躍推進に関する県民及び事業者の関心と意欲を高めるため、女性の登用や働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組まれている事業者を表彰しています。
このたび、令和3年度の受賞事業者を決定し、令和4年2月22日(火曜日)に表彰式を行いました。
受賞者(4事業者)※写真右から
◎株式会社トキハインダストリー
◎大分県信用組合
◎株式会社トキハ
◎社会福祉法人みのり村
事業所/代表者 |
所在地/ 業種/ 従業員数 |
表彰理由 |
大分県信用組合
代表理事 𠮷野 一彦
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大分市 金融業 計 433人 男性 260人 女性 173人 |
●女性正社員が5年間で16名増(151名→167名)、女性管理職は5年間で1名(1.5%)→8名(11.1%)となっている。 ●令和3年度は全38営業店のうち15店の事務統括責任者(支店次席)に女性を配置。男性が多かった部署(融資、渉外、預金係兼得意先係)にも女性を積極的に配置し、女性職員の職域拡大を行っている。 ●令和元年10月から原則19時以降の残業の禁止措置を行っており、残業時間の削減につながっている。 ●女性活躍の必要性を支店長会議等で理事長から説明。渉外業務を行う女性の懇談会に理事長も同席し、不安等の共有をし、改善を行っている。 |
株式会社トキハ
代表取締役社長 池辺 克城 |
大分市 小売業 計 890人 男性 253人 女性 637人
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●パートから正社員への登用制度等により女性正社員は5年間で28名増(349名→377名)、女性管理職は11名(10.4%→14.3%)となっている。 ●男性が多かった外商事業部に女性を配置(74名中女性12名)。併せて、女性の働き方改革プロジェクトチームを任命し、従業員の声をアンケート等で情報収集している。 ●ストック有給休暇(繰越をオーバーした有休のストック)やバースデー休暇など独自の制度や今年度からは有給休暇を時間単位で取得できるようシステムを設定中。 ●他企業の事業所内保育所を利用できるように協定を締結。 |
株式会社 トキハインダストリー
代表取締役社長 羽田野 尚志 |
大分市 小売業 計 1,531人 男性 345人 女性 1,186人 |
●パートから正社員への登用制度等により女性正社員は5年間で12名増加、女性管理職は5年間で0名(0%)→7名(13%)となっている。 ●男性が多かった役職や部署(店長やバイヤー、各部門担当チーフ)に女性を配置し、職域拡大に努めており、肌着部門のバイヤーに育児短時間勤務中の30代女性を登用し、売上げにも効果を出している。 ●年1回「女性リーダー研修」(管理職ではない女性対象)を実施するなど、次の管理職候補の育成を実施している。 ●今年度から時間有給休暇制度(半日単位、時間単位)を導入し、働きやすい環境づくりを実施している。 |
社会福祉法人 みのり村
理事長 大木 隆 |
杵築市 社会福祉 計 277人 男性 85人 女性 192人 |
●人事評価と本人の意欲で登用を進め、女性管理職は5年間で5名(38%)→8名(50%)となっている。 ●女性管理職が増えたことに伴い、男性の育児休暇取得率が向上(5年前:0%→過去3事業年度:70%)。また、ロールモデルが増えたことにより、女性職員の昇進意欲も高まった。 ●職員自身のスキルアップ、キャリアアップを図るため、資格取得奨励金制度、資格手当、研修費用の負担などの支援を行うとともに、内部研修の実施や外部研修へも積極的に参加している。 ●年2回の管理職との1対1の面談を実施し、離職防止し、人材育成につなげている。 |