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本指針は、災害時における被災動物の救護及び人等への危害防止のため、平常時及び発災時の対策を具体的な指針として示し、県・市町村、大分県獣医師会、動物愛護推進員等の関係者(団体)が連携、協働して円滑かつ迅速・適切に救護活動を行うことを目的に、平成28年2月に制定しました。
飼い主 | 所有者明示、ペット用品の備蓄、しつけなど |
動物取扱業者等 | 逸走時の捕獲、避難場所の確保、餌の備蓄など |
大分県 | 大分県獣医師会、市町村等との緊急連絡体制の確立 |
市町村 | 避難所の確保、避難所運営のルール化など |
大分県獣医師会 | 県、隣接獣医師会との災害時協定に係る調整など |
動物愛護推進員等 | 適正飼育の啓発、避難訓練等の協力など |
発災時~初動対応時 | 被災状況の確認、職員・ボランティアの確保、動物救護施設の設置、ペット災害対策推進協会への義援金、救援物資の支援要請など |
初動対応時~避難所等生活時 | 避難所におけるペット同行避難者対策、動物相談、必要物資等の確保、被災動物避難所の設置(放浪動物の保護・収容、返還、一時預かり、譲渡など) |
復興時期 | 仮設住宅におけるペットとの同居の支援、保護動物(所有者不明・ 所有者放棄)の譲渡 |
大分県被災動物救護対策本部設置要綱 [PDFファイル/76KB]
大分県被災動物救護対策実施要領 [PDFファイル/279KB]
平成28年3月、県と大分県獣医師会は、「災害時における被災動物の救護活動に関する協定」を結びました。
災害時における被災動物の救護活動に関する協定 [PDFファイル/107KB]
大規模災害等が発生した場合、獣医師会から以下のような支援が行われます。
・被災動物への手当及び健康管理
・被災動物の保護、収容及び管理
・被災動物に関する情報の収集及び提供
・施設、設備及び物資の供給、その他必要な災害応急業務