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犬や猫から人へ感染するSFTSについて

印刷ページの表示 ページ番号:0002165696 更新日:2021年12月24日更新

犬や猫から人へ感染するSFTSについて

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)をご存じですか?

重症熱性血小板減少症候群(SFTS:Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)は、主にウイルスを保有しているマダニに人が咬まれることにより感染するダニ媒介性の感染症です。

6~14日の潜伏期ののち、発熱や消化器症状(嘔吐、腹痛、下痢など)を主な症状としており、致死率は10~30%と言われています。

参考:厚生労働省ホームページ

犬や猫からの感染は?

SFTSは犬や猫にも感染するといわれており、SFTSに感染した犬や猫に咬まれる等した場合に、人に感染する可能性も否定できません。

参考:国立感染症研究所ホームページ

室内飼いのペットは大丈夫?

SFTSの感染源となるマダニは通常、家の中には生息していません。しかし、室内飼いのペットが散歩の時に森や茂み、河川敷などに行くことでペットにマダニが付着する可能性があります。

マダニの付着を防止するために、ペット用のダニ駆除剤などで予防をおこなったり、散歩後にペットの体の表面をチェックすることで感染リスクを減らすことができます。

また、ペットとの過剰な触れあい(口移しで食べ物を与える、一緒の布団で寝るなど)は避け、ペットを触ったあとはしっかり手を洗うことが大切です。

犬や猫にマダニを見つけたら

マダニが犬や猫の体の表面にしっかりと食い込んでいる場合は、無理に取ろうとせず、動物病院にご相談下さい。

無理にマダニを取ると、マダニの口の部分が動物の体に残り、化膿したり、マダニの体液が動物に流入してしまうことがあります。また、取り除いたマダニに人が咬まれるとSFTSに感染する可能性がありますので、注意が必要です。


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