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「ヘルシースタート」という言葉には、すべての子どもが健康で幸せな人生のスタートを切れるようにという願いが込められています。「子どもの健康」とは、単に病気にかかっていないということではなく、保護者や家庭など、子どもの育つ環境が、経済的にも社会的にも身体的にも、良い状態に保たれていることが大切です。
この事業は、妊娠期から出産後の新生児期、乳幼児期等の段階に応じ、医療や保健福祉サービスなどの情報を丁寧に提供するとともに、必要があれば関係機関につなぐ等、医療・保健・福祉・教育の連携による地域の母子保健・育児支援の取り組みです。
この事業を進めることで、産後うつや経済的不安、若年妊娠などの問題を抱えるお母さんを早期に発見し、適切な支援を行うことができます。また、児童虐待の予防や、発達障害の早期療育にもつながります。