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特集1 『地域成長予算』で夢と希望あふれる大分県に!(平成26年度一般会計予算)
特集2 耐震改修で安全・安心な住宅
風紋 複雑な県民意識
トピックス おんせん県おおいた 職員の魅力も満載
県民ひろば おおいたの牛乳をモォ~っと飲モウ!
お薦め図書コーナー 心ひらいて とよの国の食彩
〇景気・雇用対策
〇県民の方々と共に練り上げた「安心・活力・発展プラン2005」(※1)を実質的に仕上げる
〇将来の発展を見据え、中長期的視点に立った新たな政策を展開
⇒ 県民の皆さんをしっかり後押しして、地域の成長につなげたい!
投資的経費(※2)は、3年ぶりに1300億円台に拡大!
◇防災・減災や社会インフラの老朽化対策を進める
◇東九州自動車道など将来発展の基盤となる社会資本を整備
◇産業の構造改革を後押し
⇒ 投資的経費を2年連続で増額!(1300億8800万円、対前年度+22億900万円、+1.7%)
地域の成長につなげる前向き予算!
◇新規性の高い事業の特別枠「おおいた成長枠」に18億300万円
◇地域の活性化を図る「おおいた元気創出枠」に5億9000万円
⇒ 子育て支援や産業活力の創造、防災・減災対策、学力向上などの取り組みを加速!
(※1)夢と希望を持ち、心豊かに暮らせる大分県づくりを目指した長期的かつ総合的な指針を定めた11年計画であり、27年度が最終年度
(※2)道路・学校・公共施設の建設など社会資本の形成に必要な経費
〇消費税率の引き上げに伴う景気の腰折れをできるだけ緩和し、早期に景気回復の軌道に戻すための取り組みを支援
〇緊急雇用創出事業を活用し、新たな雇用を創出
元気創出プレミアム商品券支援事業 2億540万円
県内の消費喚起と地域内の経済循環を創出するため、商工会などが行うプレミアム付き商品券(※3)事業やグルメイベントなど、にぎわい創出事業に対し助成。【発行総額44億円】
〇「子育て満足度日本一」の実現に向けて、子育て支援策を充実
〇高齢者の元気づくり、障がい者が地域で暮らし働ける社会づくりなどを推進
〇地震・津波対策など危機管理の強化
小規模集落・里のくらし支援事業 6,500万円
小規模集落などにおける生活道路の維持管理や高齢者の見守り活動など、市町村が行う集落の維持・活性化の取り組みに対し助成。
←田舎暮らし体験事業の様子(玖珠町)
鳥獣被害総合対策事業 4億4,603万円
イノシシ、シカなどの野生鳥獣による農林作物被害の軽減を図るため、金網柵やネット柵など集落全体で行う被害対策活動を支援するほか、狩猟肉の有効活用に向けて首都圏でジビエ(※4)フェアを開催。
河川・海岸地震津波防災対策推進事業
海岸周辺住民の生命、財産を守るため、津波浸水被害が予想される地域の海岸堤防と河川護岸について地質調査などを実施し、必要な対策を検討。
【調査対象地域】
佐伯市、臼杵市、津久見市、大分臨海コンビナート地帯
生活排水処理施設整備推進事業 3憶9,930万円
生活排水処理率を向上させるため、市町村の生活排水処理施設整備に対し助成。
←公共下水道終末処理場(中津市)
保育士確保・保育所等機能強化事業 995万円
待機児童を解消するため「保育士・保育所支援センター」を設置し、保育士を確保するとともに、医療・保健・福祉などに精通した専門の保育士を養成。
←保育士と一緒に楽しい遠足
地域包括ケアシステム構築推進事業 3,914万円
高齢者が住み慣れた自宅や地域で安心して暮らせるよう、「医療・介護・介護予防・生活支援・住まい」の五つのサービスを一体的に受けられる支援体制「地域包括ケアシステム」の構築を推進。
←介護予防体操の様子(杵築市)
障がい者就労環境づくり推進事業 2,830万円
障がい者の雇用を促進するため、就労継続支援A型事業所の事業拡大などに必要な設備整備に対し助成。また、障がい者雇用の事例集を作成するとともに雇用促進セミナーを開催。
(※3)例えば、1万円で1万1千円分の買い物ができるなど、付加価値の付いた商品券
(※4)狩猟により食材として捕獲されるイノシシやシカなどの野生鳥獣やその肉
〇「知恵を出し汗をかいてもうかる農林水産業」を目指した取り組みを強化
〇県内中小企業の底力をつけ、各業界をリードする地域牽引企業を育成
〇「おんせん県おおいた」による情報発信と誘客対策
地域牽引企業創出事業 2億1,041万円
地域を牽引する地場中小企業を育成するため、5年以内に雇用人数を30人以上または付加価値額を1億円以上増加する企業が行う人材育成や商品改良、販売促進などを支援。
食品産業成長促進事業 1,981万円
県内事業所数の1/4を占める食品産業の成長を促進するため、『おおいた食品産業企業会』を設立し、商品開発や人材育成などの取り組みを支援するとともに、県産業科学技術センターに食品オープンラボを設置。
←食品加工企業(佐伯市)
子育てママの仕事復帰応援事業 2,190万円
出産、子育てなどにより離職した女性の再就職を促進するため、ビジネスマナー研修などを実施するとともに、企業でのトライアル就業を実施。
おんせん県デスティネーションキャンペーン推進事業 7,208万円
「おんせん県おおいた」を全国に情報発信し、誘客と地域活性化につなげるため、27年夏のデスティネーションキャンペーン(※5)の成功に向け、JRグループや旅行会社などと連携した取り組みを推進。
←大分の魅力を全国に発信
農地中間管理推進事業 9億4,814万円
担い手への農地集積と集約化により、農地利用の高度化を図るため、農地の中間的受け皿として農地中間管理機構を設置し、運営を支援するとともに、機構への農地提供者に対し協力金を交付。
次世代を担う園芸産地整備事業 15億4,853万円
産地規模の拡大により、流通市場での価格形成をリードできるよう、トマトなど戦略品目のさらなる産出額アップに向けて栽培施設などの整備経費に対し助成。
(主な事業)
【地熱利用による高生産性大規模団地】
パプリカ(九重町)
【大規模生産施設】
トマト(竹田市)
【大規模リース団地施設】
こねぎ(国東市)
原木しいたけ再生回復緊急対策事業 7億7,795万円
しいたけの消費拡大や生産者の経営安定を図るため、森林整備加速化・林業再生基金を活用し、大消費地での宣伝を強化するとともに、しいたけの品質向上や生産コストの削減に取り組む生産者団体などに対し緊急的に助成。
水産資源管理実践支援事業 6,206万円
資源管理に対する漁業者の意識の向上を図るとともに、種苗放流効果を高めるため、資源管理計画を策定し、遵守している漁業者などに対し資源管理レベルに応じ放流を支援。
←イサキ
(※5)全国でJR6社と大分県の各地域が連携して集中的な宣伝を行い誘客を図る日本最大級の観光キャンペーン
(※6)県立美術館とiichiko総合文化センターを中心にした芸術文化の情報発信を行うエリア
〇学力向上対策など未来を担う人材の育成
〇平成27年春の県立美術館開館に向けて国内外へ情報発信
放課後・土曜学習支援事業 8,684万円
学力向上と豊かな心の育成のため、地域において放課後や土曜日を活用し、補充学習に重点を置きながら体験活動などに取り組む市町村を支援。
←地域における放課後学習の様子(豊後高田市)
芸術文化連携推進事業 2,242万円
県立美術館の開館を契機に、芸術文化ゾーン(※6)をにぎわいの場や憩いの場として広く県民の皆さんに利用していただくため、「県芸術文化友の会びび」を設立。芸術とのふれあいワークショップや高齢者、障がい者などを対象としたコンサートを開催。
←県立美術館完成図
新たな政策展開検討事業 1,619万円
県立美術館開館や東九州自動車道の県内開通など、本県発展の新たな基盤づくりが進むことを受けて、芸術文化ゾーンの活用など中長期的な視点に立った重要課題を検討。