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はらぺこあおむし エリック=カール 作 もり ひさし 訳 偕成社 1989年(初版1976年) 1,200円
日曜日の朝、たまごからかえった青虫はおなかがぺこぺこ。月曜日はりんごを1つ見つけて食べ、火曜日にはなしを2つ、水曜日はすももを3つ・・・。食べても食べてもはらぺこの青虫は、土曜日には食べ過ぎておなかを壊してしまいます。青虫はすっかりふとっちょになり、さなぎへと変化します。そしてとうとう、きれいなちょうに変身したのでした。 大胆な構図と色調のコラージュの絵で、青虫が食べ抜けたところに穴があいているしかけも楽しい絵本です。 [大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より |
ゴールデンウィークも終わり、新しい職場や環境にもずいぶん慣れてきた頃ではないでしょうか。 心地よいコミュニケーションがとれた日は、うきうきした気持ちで過ごすことができますね。反対に、わずかな気まずいやり取りでも、何日もひきずることがあります。 自己表現の方法には、大きく分けて3つのタイプがあると言われています。
◇相手を常に優先し自分の意見や気持ちを言わないタイプ(非主張的) ◇相手の気持ちを無視(軽視)して自己主張するタイプ(攻撃的) ◇自分のことをまず考えるが、相手にも配慮するタイプ(アサーティブ)
自分が伝えたいと思ったことが、うまく相手に伝わらずに気まずくなってしまった。本当は断りたかったのに断れなかった。そんな経験はありませんか? 自分の気持ちをうまく伝えることは、案外難しいことですね。自分の感情や要求を素直に表現しつつ、自分と相手の両方の人権を尊重するコミュニケーション技術のことを「アサーション」(爽やかな自己表現)といいます。 例えば、「早くしなさい」と言いたいときは、「私はあなたに急いでほしい」、上司や同僚からの誘いに「どうしよう」と思ったときは「私はどうしようか迷っている」などのように、「私は」を主語にして考えることで、自分の気持ちや考え方がはっきりしてきます。 「私は夕飯の支度をするから洗濯物を入れてくれると助かるんだけど。」 「誘ってもらってありがとうございます。私は明日は用事があって行けませんが、また誘ってくださいね。」 このように「自分がどう思っているのか」を素直に伝えると同時に、「相手の気持ち」を尊重した伝え方を心がけていくことで、用事を頼みたいときや誘いを断る場合であっても、相手も受け止めやすく、傷つけることも少ないのではないでしょうか。 あなたも今日から「アサーション」を心がけてみませんか? |
竹林が多く、昔から生活と深く関わってきた竹田の竹。神原地区では保存食として干したたけのこが食されてきました。今回は家庭の味として親しまれている「干したけのこ寿し」のレシピを食生活改善推進協議会の阿南久美子さんから教えていただきました。レシピのポイントは戻した干したけのこをじっくりと煮含めることだそうです。たけのこのシャクシャクした食感が絶妙で、青じその香りが美味しさを引き立てる一品。見た目にもお洒落でおもてなし料理としても喜ばれる「干したけのこ寿し」を、ぜひご家庭でも作ってみませんか。 |
干したけのこ…100g、だし汁…300cc、砂糖…10g、薄口醤油…小さじ2、
みりん…少々、すし飯…適宜、青じそ…適量、練りワサビ…適量
(1) 干したけのこは一晩水につけ時間をかけて戻す。鍋に戻したたけのことたっぷりの水を入れ、ゆっくりと柔らかく茹でて、茹で汁につけたまま冷ます。その後何回か水を替えてアク抜きをする。
(2) 1を鍋に入れ、だし汁、調味料とともにじっくりと煮含める。
(3) すし飯を作り冷ましておく。押し寿しの型にたけのこ、青じそ、練りワサビ、すし飯と重ね入れて押す。型から出して形を整え、食べやすい大きさに切り分ければ出来上がり(押し型がない場合は、干したけのこを斜め切りにしてにぎり寿しにする)。
竹田市食生活改善推進協議会
お問い合わせ:竹田市役所 健康増進課 ☎0974-63-4810