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大分県では、がん対策を効果的に推進することを目的に、2010年から大分県地域がん登録事業として、医療機関の協力による届出を基に地域がん登録を行ってまいりました。
2016年1月からは、「がん登録等の推進に関する法律」に基づき、「全国がん登録*」を実施しています。法律により、すべての病院と知事が指定した診療所にがん患者さんの罹患情報の届出が義務づけられ、大分県がん登録室に届けられることになりました。
*「全国がん登録」とは、日本でがんと診断されたすべての人のデータを、国で1つにまとめて集計・分析・管理する新しい仕組みです。
がん登録情報には、個人情報等の機微な情報も多く含まれるため、法律の中で情報の保護等についての規定があり、全国がん登録情報等の適切な管理や目的外利用の禁止、秘密保持義務についても規定されています。
大分県では、がん登録事業における個人情報の取扱いについて、国が定めた「全国がん登録における個人情報保護のための安全管理措置マニュアル」に基づき、「全国がん登録 大分県がん情報管理等要領 [PDFファイル/155KB]」を定め、個人情報の外部への漏洩や紛失等が起こらないよう対策を図っています。
収集されたデータは、外部の立ち入りが禁止された室内で、施錠管理された状態で管理されており、データの入力されたコンピューターは外部と遮断されています。
個人が特定される形で集計結果が公表されたり、研究結果が発表されることはありません。
「がん登録等の推進に関する法律」において、知事は必要な範囲で全国がん登録情報、都道府県がん情報またはこれらに係る匿名化情報を提供することができるとされています。
大分県では、情報提供に関する事務処理について、国が定めた「全国がん登録 情報提供マニュアル」に基づき、「大分県がん情報提供事務処理要領 [PDFファイル/162KB]」を定め、情報提供を行います。
情報提供を希望される場合は、上記要領を参照し、以下の様式に必要事項を記載のうえ、提出をお願いします。
<利用申請書>
<必要時添付書類>
<情報利用後提出書類>