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『World AIDS Day(世界エイズデー)』は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別、偏見を解消することを目的に、1988年にWHO(世界保健機関)が制定した日です。
毎年12月1日を中心に、全国でHIV/エイズに関する普及啓発が行われています。
2025年のキャンペーンテーマは「U=U 検出されない=性感染しない」です。
HIVに感染しても効果的な治療を受け、血液中にウイルスが検出されない陽性者からは他の人にHIVを感染させることはありません。早期発見・早期治療によりHIVに感染しても、エイズ発症を防ぐことが可能です。このことを、「U=U」(Undetectable 検出されない=Untransmittable 感染しない)と言います。このように早期発見が重要ですが、感染したかどうか判断できるのは検査だけです。
HIV検査に併せて、特定感染症(梅毒、B・C型肝炎)も同時に検査可能です。大分県では特に、梅毒の発生数が10年前の18.2倍と急増しています。感染の不安がある方は検査を受けることを強くお勧めします。
"レッドリボン(赤いリボン)”はヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。
この"レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。仲間に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、"赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。
"レッドリボン”はあなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで知りましょう。
日 時:令和7年12月2日(火曜日) 17時~19時
場 所:大分県 北部保健所(中津市中央町1-10-42)
内 容:匿名・無料でHIVの検査を行います。(希望があれば、梅毒・B型肝炎・C型肝炎の検査も実施しています。)
※HIV検査:約40分後に結果をお伝えします。(梅毒・B型肝炎・C型肝炎は2週間後に結果をお伝えします。)
検査方法:採血
※事前の予約が必要です。詳しくはお問い合わせください!
※正しい結果を知る為にも、感染の可能性がある機会から3ヶ月経過して検査を受ける事をおすすめします。
問合せ:大分県北部保健所 地域保健課 疾病対策班
(代表電話番号:0979ー22-2210)
日 時:毎月第1・3火曜日 13時~15時
場 所:大分県北部保健所(中津市中央町1-10-42)
大分県内の各保健所でも下表のとおりHIV・特定感染症(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・性器クラミジア感染症)検査を実施しています。
詳しくは各保健所へお問い合わせください。