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里親だより 2020年度

印刷ページの表示 ページ番号:0002115754 更新日:2021年1月14日更新

里親インタビュー記事等を紹介しています(2020年度)

 グリーンコープ生協おおいたには、社会福祉法人グリーンコープと連携して里親制度を応援していただいています。
 里親制度をより知っていただくために、実際に里親をされている方にインタビューし、組合員向け情報誌「元気通信」に掲載された記事「里親だより」を、こちらでも紹介しています。

2020年4月号 

 インタビュー記事掲載なし

2020年5月号 

 里親募集説明会を掲載しました。最新情報はこちらを参照ください。

2020年6月号 

里親の様子  大分市で里親をされている渡辺さんにインタビューしてきました。
渡辺さんは平成29年に里親登録し、平成30年から里親を開始、これまでに8人の児童を里子として預かり、養育してきました。
質問

里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?

答え  3年程前、地元のタウン誌の「里親になりませんか」という記事が目に止まり、児童相談所に連絡し、話を聞く中で、さまざまな事情の子ども達が養育してくれる里親を待っていることを知り、短期なら私でもできるのではと思い、応募しました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え

 夫婦だけだと会話も笑うこともそれほど多くありませんが、里子がいる間は強面の里父の目尻が下がり、普段見たこともない優しい顔になり、笑うことも多くなります。
 また半年前から孫も一緒の2世帯同居しています。孫達が自分より小さい子に優しく接する姿を見て、とても嬉しくなります。
 我が家では里子が家族を優しくする潤滑油になっています。

質問 里親になってみていかがですか?
答え  一番最初に女の子を2週間くらい預かったときは不安もありましたが、預かった子ども達はみんなすぐに我が家になじんでくれたので、一緒に過ごすことが楽しみになりました。
 夫婦2人の生活でしたが、笑うことが多くなり、しばらく里子がいない期間が続くとぽっかり穴が空き、次の里親委託を心待ちにしています。
質問 読者のみなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え

 世間には甘えたくても甘えられない子ども、頼りたくても頼れる人がいない親が沢山いることを里親になって知りました。
 皆さんの、ほんの少しの優しさがそんな子ども達の「一隅の光」になると思います。
 組合員さんの中から里親をしてくださる方が1人でも多く増えますよう、願っております。

2020年7月号

 インタビュー記事掲載なし。

2020年8月号

 里親募集説明会を掲載しました。最新情報はこちらを参照ください。 

2020年9月号

里親中央フォーラムのご案内を掲載しました。(終了しました)

2020年10月号

里親募集説明会を掲載しました。

2020年11月号

大塚里親の様子  竹田市で里親をされている大塚さんにインタビューしてきました。
大塚さんは平成26年に里親登録し、平成27年から里親を開始、これまでに5人の児童を里子として預かり、養育してきました。現在は2人の里子と一緒に暮らしています。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え  実子が大きくなり手がかからなくなったので、ずっと前から関心があった里親になろうと思いました。市報で里親募集の説明会があると知り、すぐに中央児童相談所に電話をして説明会に参加しました。
 里親制度と私の気持ち。漠然としていたものが一気に明確になった瞬間でした。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え

 今まで、ずっと一人だった実子は里子のAちゃん、そのあとBちゃんが来て大喜びです。小さい子にこんなに優しく接することが出来るんだと里子を預かったことで実子の新たな一面を発見することが出来ました。
 元々、子煩悩な主人もイクメンぶりを発揮しています。お風呂にオムツ替え、それから寝かしつけ・・・どれも得意なので私も助かっています。

質問 里親になってみていかがですか?
答え  最初に預かったのは4 ヶ月の赤ちゃんでした。「委託期間は一週間」と前もって言われていたのに、その子との別れが想像していた以上に悲しくて、こんなに情がうつるんだと実感しました。その後、長期で里子を養育しています。
質問 読者のみなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え  悩みもあるけれど周りの人に助けて貰いながら毎日、楽しくやっています。
 皆さんも、一緒に里親をしてみませんか?

 

2020年12月号

里親の様子  中津市で里親をされている中井さんにインタビューしてきました。
中井さんは平成21年に里親登録し、これまでに13人の児童を里子として預かり、養育してきました。
質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え  3人の実子の子育ても無事に終わった頃、妻から「里親に登録をして、子どもさんを預かりたい。」と言われ、夫婦で里親研修を受講しました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え

 特に妻は、お預かりしたお子さんを家庭的な環境で、それぞれの事情が解決するまでの間、 まるで自分の子どものようにお世話し、愛情を持って接していました。
 なかには、生後1 ~ 2週間という非常に小さなお子さんをお預かりしたこともありましたが、片手に収まるような小さな赤ちゃんを、何十年ぶりかにお風呂に入れてあげたことが昨日のように思い出されます。

質問 里親になってみていかがですか?
答え  里子さんを預かると、その子の成長する過程で様々な不安があるのではというようなお話を聞きますが、愛情を持って育ててあげられたら大丈夫だと思います。
 わが家に来た里子さんに1年、2年と本気の愛情を持って一緒に過ごしていくうちに、ここが自分の居場所だと思えるようになってくれたらと思っています。
質問 読者のみなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え  子ども達には限りない未来があり、その輝かしい未来の可能性を摘むことなく子ども達が安心して暮らしていけるよう、そして、将来、その子ども達が活躍してくれることを信じて一緒にがんばっていきましょう。

 

2021年1月号

松井里親の様子 

大分市で里親をされている松井さんにインタビューしてきました。
松井さんは平成28年に里親登録し、平成28年から里親を開始、これまでに6人の児童を里子として預かり、養育してきました。
現在は1人の里子と一緒に暮らしています。

質問 里親になろうと思ったきっかけ、動機は何ですか?
答え  月4~5回パートをしているほぼ専業主婦です。子どもが進学、就職していく中で自分だけ社会から取り残されていく不安を感じるようになりました。何のとりえのない私でも社会の役に立てないだろうかと悶々とした毎日でした。
 そんな時、新聞の里親募集の記事が目に飛び込んできたのです。「これだ!」と家族に相談するととりわけ子ども達が「すばらしいことだよ。お母さんならできるよ。」と背中を押してくれ児童相談所に申し込みました。
質問 里親になってみて家族の変化はありましたか?
答え

 「小さな命はきれいやな!」
 「子どもって生まれた環境で全然違うんやな。オレ達はしあわせや。」
 「子どもがかわいそう。」
 すべて私達、大人に向けられているようです。
 また日々送る平和な日常のかけがえのない事に気づいたこと。
 ありがたいことに養育した子ども達に私達家族も育てられています。

質問 里親になってみていかがですか?
答え  短期・長期と数人の幼児を養育しました。
 なかには実親さんに子育てをバトンタッチし幸せに過ごせているケースもあります。その家族とは交流が続き親戚が増えたようで温かい気持ちになります。
 今は2才女児を養育し彼女のしぐさ、笑い声、安心した寝顔等を目にするたびに家庭の中が優しい空気を帯び幸せをもらっています。
質問 読者のみなさんにひとことメッセージをお願いします。
答え  子どもにまつわる悲しいニュースがあとを絶ちません。ひどく悲しいものです。
 ですが児童相談所は様々なケースを常にお世話しています。里親をし、職員の方と接する中、その親切丁寧なことにいつも感心します。より多くの大人が子どもを取り巻く環境に目を向けるといいですね。
 貴方の家庭の愛情をわけて下さい。里親しませんか?