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大分県森林環境税の継続について(お知らせ)

印刷ページの表示 ページ番号:0001023397 更新日:2021年3月1日更新

県では、森林の有する多面的かつ公益的な機能の重要性にかんがみ、県民の皆さんのご理解とご協力のもと、森林環境を保全し、森林をすべての県民で守り育てる意識を醸成するため、平成18年度から5年を1期とする「大分県森林環境税」を導入しています。

今年度は第3期(平成28年度~令和2年度)の最終年度にあたることから、税の導入効果や今後のあり方等について検討を行い、その検討の結果、大分県森林環境税の適用期間を5年間延長し、大分県の森林・林業を取り巻く課題の解決に向けて引き続き取り組むこととなりました。

大分県の森林を県民みんなで守り育て、次世代に引き継いでいくため、引き続き県民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

1 課税期間

・個人  令和3年度から令和7年度まで
・法人  令和8年3月31日までに開始する各事業年度

2 税率(年額)

 ・個人 500円
 ・法人 1,000円~40,000円(法人県民税均等割額の5%相当額)

3 第4期(令和3~7年度)の税の使いみち

「大分の豊かな森林と木のある暮らしを次世代へ」を大テーマとして、以下の3つを柱とした施策に取り組むこととしています。

 1 県民の暮らしを守る安全・安心の森林づくり
  
豪雨や台風などの自然災害等から県民の命と暮らしを守る森林づくりを推進する
       ○災害に強い森林づくり(河川沿いの森林整備、急傾斜地の森林整備等)
   ○シカ被害対策の推進(林業被害の軽減に向けたシカ被害対策、ハンターの育成等)
       ○森・川・海をつなぐ環境の整備(流域全体の保全につながる森林づくり活動の推進)

 2 森林資源の循環利用による地域活性化
  
利用期を迎えた森林資源の利活用と資源循環に向けた取組を推進する
   ○健全な人工林資源の循環と低コスト化の推進
   (低コスト再造林の推進、林業低コスト化に向けた新技術の導入)
   ○森林資源の利活用推進(竹林の利活用推進、公共施設等への県産材利用推進等)

 3   森林を守り親しみ、次世代につなぐ取組
     県民が森林にふれ親しむ機会を創出し、次世代を担う子供達に森林の大切さを伝える
   ○里山林の保全活動の推進(県民の目にふれる機会の多い里山景観の保全等)
   ○森林ボランティア活動の推進(森林ボランティアの育成や活動情報の発信)
       ○森林林業教育・森林ESDの推進 
   (全国育樹祭を契機とした次世代の森林づくり、林業を担う子供達への森林林業教育の推進)
   ○森林づくりへの理解を広げる取組
   (県民参加の森林づくり活動、SDGsへの貢献に向けた活動提案・広報)

4 その他