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春、人生の門出を迎えて心機一転、新しい生活を始めるという方も多い季節です。
大分で新生活をスタートする方、また、ずっと大分で暮らしている方にとっても、「安全で安心して暮らせること」は何より大切です。
今回は、一人ひとりの心がけでルールを守りながら、みんなが安心して暮らすための取組を紹介します。
春は、通学などで新入学生が一人で外を歩く機会が多くなります。交通ルールについて、家族で何度も確認しましょう。子どもは、大人のまねをしたがります。大人が交通ルールを守れば、自然と子どももその大切さがわかります。
また、信号機のない横断歩道で横断歩行者がいる場合、ドライバーには横断歩道手前で減速、一時停止する義務があります。横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときは、必ず一時停止してください。
お互いの意識や行動で、交通事故のない社会を一緒に築いていきましょう。
❶横断歩道の前では必ず
「とまる」
❷右・左・右を
「みる」
❸安全が確認できるまで
「まつ」
❹まわりに気をつけて
「わたる」
●信号機がある横断歩道
青信号を確認する
●信号機がない横断歩道
手を上げるなど意思表示をする
期間:4月6日(水曜日)~4月15日(金曜日)
歩行者や自転車の安全確保をはじめとした交通マナーアップを呼びかけます。
学校や職場へ、自転車を利用して通学・通勤を始めるという方に気をつけてほしいことがあります。自転車に乗るときは、反射材や乗車用ヘルメットなどを着用しましょう。自転車は大変便利な乗り物ですが、乗り方を誤ると、事故を起こしてしまう恐れがあり大変危険です。交通ルールを守るのとあわせて、自分と周囲の安全のため、自転車損害賠償責任保険などに必ず加入してください。
また、令和3年中、大分県内で発生した自転車盗難被害のうち、約7割は鍵をかけていない自転車だったという調査結果があります。大切な自転車を守るため、駐輪するときは、短時間でも必ず鍵をかけましょう。
ワイヤー錠などの補助錠で、二重ロック(ツーロック)にすると、防犯効果が高まります。
皆さんは「ながら見守り」をご存じですか? 「ながら見守り」とは、日常生活のなかで、子どもたちの安全を見守る活動です。
散歩やウォーキング、花の水やりなどをし「ながら」、不審者(長時間子どもたちをじっと見ている人、子どもたちのあとをつける怪しい人など)がいないか見守ったり、不審者を見かけたらすぐ通報することで、地域の目がしっかりと行き届いて、犯罪に対する抑止につながります。
また、「あいさつ・声かけ」も重要なポイントです。住民同士はもちろん、知らない人でも無理のない範囲で声をかけることにより、不審者に「この地域では住民の目が自分に向けられている」と感じさせることが大切です。まずは、「できるとき、できる人が、できる範囲で」子どもたちを守る「ながら見守り」をぜひ一緒にお願いします。
「子ども連絡所」
子どもたちが登下校時や公園・広場などで知らない人から声をかけられたりしたときは、このマークを掲げている民家、商店、事務所などに助けを求めてください。
大分県警察本部HPで詳しく紹介しています
令和3年中の県内特殊詐欺被害件数は、前年を上回りました。被害件数のうち、もっとも多いのが、パソコンがウイルスに感染したかのように見せかけ、偽のサポート窓口からセキュリティ対策費を要求する「サポート詐欺」です。
被害に遭わないためには、詐欺グループの手口を知ること、「自分も被害に遭うかも」という適度な警戒心を持つことです。
そして、おかしいなと感じたら、一人で判断せずに家族や警察に相談しましょう。
※大分おかし話
「日本むかし話」をモチーフに、詐欺の手口を紹介しています。このお話のほかにも、チラシを配布しているほか、大分県警のホームページやYouTubeチャンネルで見ることができます。
大分おかし話はこちらから
問 大分県警察本部 097-536-2131(代表)