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県では、こどもの健やかな育ちと子育てを社会全体で支える環境づくりのため、出会い・結婚から妊娠・出産、子育てまでライフステージに応じた切れ目ない支援を行っています。
OITAえんむす部出会いサポートセンター
若者の「出会い」を応援する「OITAえんむす部出会いサポートセンター」は、会員制による1対1のお見合いサービスを提供しています。現在登録会員は約1500人、成婚数も180組を超えています。
「入会手続き」や「お相手検索」、「お見合い」もすべてご自身のスマホからオンラインでできるため、とても便利です。
さらに、人工知能(AI)を活用したマッチングシステムも導入し、事前の価値観診断テストに答えると、AIがおすすめのお相手を紹介してくれます。
結婚したいなと感じている方は、出会いサポートセンターで新たな出会いを見つけてみませんか。
母子手帳アプリ 母子モ
母子手帳を電子化したスマホのアプリ「母子モ」。お住まいの市町村や県から、健診の情報や地域の子育てイベント、子育て支援情報をプッシュ通知(自動通知)で受け取ることができます。
その他にも、こどもの生年月日や体重などを入力するだけで予防接種や成長記録の管理が簡単にできる機能もあります。利用料金は無料です。
産後ケア
出産は、お母さんの心身に大きな変化をもたらします。産後ケアは、心身の回復や子育てに自信をつけていくために出産後、医療機関や助産所等で助産師等の専門職からお母さんの身体的・心理的ケアや育児に関するサポートを受けられるサービスです。
対象者・利用料金は市町村ごとに異なります。まずはお住まいの市町村窓口にご相談ください。
おおいた不妊・不育相談センター「hopeful」
共働きのご夫婦なども相談しやすいよう、平日の夜間や土曜日の相談にも対応しています。不妊・不育のほか、将来の妊娠・出産に関するお悩みも受け付けています。まずは、電話やメールでご相談ください。秘密は厳守、相談は無料です。
◉相談時間 火~金曜 12時00分~20時00分 土曜 12時00分~18時00分
◉相談ダイヤル x080-1542-3268
メールでの相談はホームページの問合せフォームから
いつでも子育てほっとライン
子育ての不安や困りごとなどの相談を、24時間365日、電話で受け付けている「いつでも子育てほっとライン」。近年は「SNS上の情報を見て子育てが不安になった」「コロナ禍で育児が孤立化して大変」など、相談内容も多様化しています。
より気軽に相談してもらえるようSNSを使った相談体制を整えて、妊娠・子育てに関する疑問・質問への自動回答(チャットボット)の機能のほか、子育ての悩みについて、チャット上で相談員に相談もできます。ぜひご活用ください。
病児保育
こどもが急病でも仕事を休めない、近くにお世話をお願いできる人がいない…。そんな時、頼りになるのが「病児保育」です。
風邪などで保育所や学校を休まなければならないこどもを、保護者に代わって一時的に預かるサービスである「病児保育」をもっと身近な存在として利用していただけるよう、県では、スマホ等から施設の予約状況が確認できるシステムを導入しています。
また、お住まいの地域に関係なく勤務地等に近い施設にも預けていただけるよう広域化にも取り組んでいます。
スマホから「あずかるこちゃん」にアクセスして、施設の空き状況の確認や予約ができます。ご利用前にまずは「あずかるこちゃん」にご登録ください。※一部施設はネット予約未対応
男性がより積極的に子育てをしていくためには、職場の理解も大切です。そこで県では今年度から、各企業の職場において出前講座を開催しています。
今年度は「部下ヂカラ講座」として、仕事と子育てを両立していくために、パパ自身ができることを学ぶとともに、職場環境の中で改善できることがないかを探るワークショップを実施しています。
講座に参加した人の感想
●コミュニケーションの充実は、家庭でも職場でも活きる必要な技術だと感じた
●社内会議の多さが課題としてあり、事前にフォーマットで論点を整理してから臨むなど具体的なアイデアが広がった
●他部署とのグループワークを通じて、相対的に自分の状況が理解できた
こどもはあっという間に大きくなります。期間限定の子育てをもっと楽しんでみませんか? 県では、子育てを楽しみ、率先して家事や育児に取り組む男性を応援しています。
男女が家事や育児を協力して行う「共家事・共育て」の社会づくりをめざすことで、いろいろな社会問題が解決する可能性があります。
父親が育児に関わるメリット
◉母親やこどもとの絆が深まる
◉母親のストレス軽減
◉働きやすい職場、社会づくりの実現
問 こども未来課 097-506-2780
「こども食堂」とは
地域にある「こどもの居場所」です。こどもたちが、食事や学習、レクリエーション等の活動を通じて、安心・安全に過ごせる場所です。
こどもから大人までだれでも参加できるこども食堂もあり、無料もしくは低価格で利用できます。
県では昨年9月1日から11月30日までの3か月間、こども食堂運営支援のための、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングを実施しました。
その結果、目標の500万円を大きく上回る約690万円の寄附をいただくことができました。
いただいた寄附については、県内の約120か所のこども食堂に配分し、こども食堂の運営に活用します。
こども食堂に新鮮でおいしいお肉、魚、野菜を届けられるこの活動へのご理解とご協力を
お願いします。
ヤングケアラーとは
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことで、責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
令和3年度の実態調査では、ヤングケアラーが県内に1000人程度いると推計されており、現在、市町村や県・市町村教育委員会とともに、ヤングケアラー支援のための周知啓発や市町村における支援体制の構築に取り組んでいます。
「里親」とは
保護者の病気や経済的な事情など様々な理由で家族と一緒に生活することが難しいこどもを、自身の家庭に迎え入れて育ててくれる方のことです。主に、「養育里親」と「養子縁組希望里親」があります。
○養育里親・・・養子縁組は行わず、必要な期間(数日~数ヶ月、数年まで様々です)養育していただきます。迎え入れるこどもの年齢も様々です。
○養子縁組希望里親・・・養子縁組を前提としています。
県内には、家族と暮らせないこどもが約500人います。一人でも多くのこどもが、あたたかな家庭環境のもとで育まれるためには、「養育里親」が必要です。県内では、30代~60代まで幅広い年齢層の方が登録されています。
たくさんのご家庭に里親として登録していただくことで、こどもたちの生活の場所の選択肢が広がります。未来の社会を担うこどもたちを一緒に育てていきませんか。
問 こども・家庭支援課 097-506-2707