心ひらいて　まず野菜、もっと野菜

　まちを見渡してみると、点字ブロックや音の鳴る信号機、スロープや多機能トイレなど、障がいのある人がより安全で便利に生活できるようにするための工夫を、たくさん見つけることができます。
　この状況は、障がいのない人や身近にいない人からすると、障がいのある人にやさしい社会に十分なってきていると感じるかもしれません。
　しかし、実際には、障がいのある人が障がいのない人と同じように勉強したり、ご飯を食べたり、眠ったりすることができるような社会にはまだまだ程遠いのです。
　「障がい」と一言で言っても、私たちが想像するよりもはるかに多様で、その人ごとに様々な状況があり、今、身の回りで見られる工夫は、障がいのある人を支援するためのほんの一部分であるということです。
　「障がい者」の対義語として、障がいのない人のことを「健常者」と表すことがあります。「常に健やかな者」と書きますが、障がいのない人だけが常に健やかでいるような社会で果たして良いのでしょうか。
　障がいのある人が、障がいのない人と同じくらい常に健やかに生きられるような社会を作っていくべきであると感じます。
　そのためには、障がいのある人に、できるだけ障がいを障がいと感じさせないような工夫がまだまだ必要です。

大分県人権啓発イメージキャラクターこころちゃん

(県ホームページ「こころちゃんの部屋」はこちらから)

ゆずごしょうがピリッと効いた、ちょっと大人なサラダ。
かぶを切って、手作りドレッシングをかけるだけなので、簡単にチャレンジできます！！
写真のような切り方の工夫だけで、ぐっとオシャレに♪

レシピ提供： 石児 典子（杵築市）