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全国で一日約3千人の方が輸血を受けています。そのうち約4割は抗がん剤等の治療で血液を作ることができない、がんの患者さんです。
血液は人工的に造ることができず、長期間の保存もできないので毎日新しい血液を確保する必要があります。
患者さんの命を救うためには、多くの方の継続的な献血が不可欠です。
献血キャラクター 献血ちゃん
【献血の現状は?】
県内の献血者数は減少傾向にあり、特に10代から30代の献血者数は10年前の約7割まで減っています。
輸血を受ける方の半分以上が70歳以上の高齢者です。高齢化により、患者さんの数は増加し、このままでは近い将来、血液が不足することが懸念されています。
【献血の種類は?】
血液のすべての成分を採血する「全血献血」と、血液中の血小板や血漿だけを採血する「成分献血」の2種類があります。また、年齢や体重で受けられる献血が異なります。
※65歳以上の方については、60~64歳の間に献血経験があり、問診事項に該当しない健康な方にお願いしています。
※血小板成分献血ができる女性は18~54歳までです。
【献血ができない場合や献血して病気がうつることはないの?】
3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた方や4週間以内に海外から入国(帰国)した方など献血ができない場合があります。問診の際、医師にご相談ください。
また、針や血液バッグなどは一人ひとり使い捨てなので献血して病気がうつることはありません。
【献血はどこでできるの?】
〇献血ルームわったん
大分市大字玉沢字楠本755番地の1「トキハわさだタウン」3街区2階
☎097-574-6822
※成分献血専用フリーダイヤル ☎0120-489-150
〇献血バス
献血バスが各地域や事務所を定期的に巡回しています。献血バス運行スケジュール(外部リンクへ)
問 大分県赤十字血液センター ☎097-547-1154
1月~2月は「はたちの献血」キャンペーン
大分県内の病院で輸血を受けた患者さんのお礼の言葉「ありがとうの手紙」を紹介します。
問/薬務室 ☎097-506-2650