本文
「砂防(さぼう)」とは災害を引き起こす多量の土砂の流下を調整・防止するという意味です。「土石流」「がけ崩れ」などといった土砂による災害が発生しないようにすることが「砂防」の仕事です。
佐伯土木事務所管内には土石流危険渓流や急傾斜地危険箇所が約3000箇所あり、県全体の15%に相当するなど、県内で最も多くの危険箇所を抱えています。あらゆる土砂災害から県民のみなさんの生命や財産、安全で快適な生活環境を守るために、土石流対策や急傾斜地対策などのさまざまな対策を行っています。
事業の概要
本渓流は大分県南部の佐伯市上浦に位置し、下流域には、人家17戸、診療所、上浦警察官派出所、国道217号及びJR日豊本線が存在しています。本渓流の上流域には、多量の土砂が点在し、H20年8月の豪雨により多量の土砂が流出し、人家等に土砂が流入する被害を受けました。出水期には土石流が発生する危険性が高く、土石流発生時に甚大な被害を受ける恐れがあります。
これらの問題を解決するため、県では、平成27年度より丸ばえ川の砂防事業に着手しました。
事業の内容
事業計画 : 砂防堰堤 1基 |
事業内容 : 砂防堰堤 H=10.0m L= 61.5m V=1,123m3 |
事業の期間
平成27年度~
事業の説明