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事業の概要
国道217号は、大分市を起点とし臼杵、津久見を経て佐伯市弥生に至る幹線道路です。戸穴バイパスが計画されている位置は、佐伯駅より約4km、津久見寄りに位置し、工業、漁業などの産業活動が盛んな地域です。
道路の現況は幅員が狭く、特に八幡トンネル前後では大型車等の離合に支障があり、地元小中学生の通学路ですが歩道がなく路肩も狭いため、市道を大きく迂回しなければならない状況です。また、地元高校生の自転車での通学も大変危険な状況です。
これらの問題を解決するため、県では、平成25年度より戸穴バイパス工区に事業着手しました。
事業の期間
平成25年度~
事業の説明
国道217号 戸穴バイパス 道路改良事業 [PDFファイル/747KB]
事業の概要
国道388号は、佐伯市中心部と旧蒲江町中心部を結び、宮崎県へと繋がる道路であり、緊急輸送道路(1次ネットワーク)として位置付けられているほか、地域における産業や観光、沿線住民の生活を支える幹線道路となっています。しかしながら、計画区間には線形不良や幅員狭小箇所が多いうえ、歩道も未整備であり、加えて防災点検における落石の要対策箇所が点在するなどの課題があるため、道路改良事業の実施により、道路交通の円滑化と安全性向上、防災機能の向上を図るものです。
これらの問題を解決するため、県では、平成5年度より畑野浦~楠本バイパス工区に事業着手しました。
事業の期間
平成5年度~
事業の説明
国道388号 畑野浦~楠本バイパス 道路改良事業 [PDFファイル/778KB]
事業の概要
本路線は、佐伯市米水津大字宮野浦から旧佐伯市と旧米水津村との境にある浦代トンネルを経て、佐伯市大字木立の国道388号に接続する県道で、佐伯市街地とのアクセスや東九州自動車道 佐伯堅田ICとのアクセス道路として、地域の生活・産業・観光を支える重要な路線です。
米水津は、水産業が盛んで、この道路は大型車が多く通りますが、現在の浦代トンネルは、昭和44年に建設されており、高さが低く、大型車同士がすれ違うことができないため、トンネルの出入口で待機する状況が見受けられ、交通機能に支障をきたしています。さらに、主に木立側は急カーブが連続しており、中央線はみ出しによる対向車両との接触や追突事故が発生している状況です。
また、本道路は、沿岸部を走る県道梶寄浦佐伯線が冠水や越波、津波等により全面通行止めになった際の、迂回路としても重要な道路です。
これらの問題を解決するため、県では、平成29年度より色宮港木立線浦代浦~木立工区に事業着手しました。
事業の期間
平成29年度~
事業の説明
色宮港木立線 浦代浦~木立工区 道路改良事業 [PDFファイル/683KB]
事業の概要
本路線は、蒲江町の丸市尾浦、葛原浦、波当津浦と海岸線部を走り、宮崎県北浦町を結ぶ地域の生活を支える重要な路線です。計画区間は、日向灘と切り立った山々に挟まれ、越波や落石が多発する非常に危険な状況です。また、台風接近の際の荒天時には、事前に車両の通行を規制する「特殊通行規制区間」に指定されています。
これらの問題を解決するため、県では、平成27年度より古江丸市尾線葛原~丸市尾工区に事業着手しました。
事業の期間
平成27年度~
事業の説明
古江丸市尾線 葛原~丸市尾工区 道路改良事業 [PDFファイル/687KB]
事業の概要
県では、国道や県道に存在する橋梁やトンネルを多数管理しています。これらの公共土木施設は、高度成長期以降に大量に整備されましたが、整備後数十年が経過し、施設の老朽化が急速に進行している状況です。そこで、県は施設の点検を着実に進めながら長寿命化計画を策定し、適切なタイミングで補修・補強を実施する「アセットマネジメント」の取組により、持続可能で効率的な維持管理を推進します。
また、大規模な地震が発生した場合の避難・救助をはじめ、物資の供給、諸施設の復旧等、広範な応急対策活動を広域的に実施するための「緊急輸送道路」上にある橋梁について、耐震性能基準を満たしていない施設の耐震対策にも順次取り組んでいます。
事業の説明