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佐伯港は、大分県南部佐伯湾の奥部に位置し、前面に大入島を存するため波が穏やかな天然の良港です。旧藩時代から四国など近隣沿岸地域はもとより中国大陸との交通の要所として栄えてきました。
近年は、出入港船舶の増加と大型化に伴い、九州でも有数の水深14m岸壁の整備等、港湾施設の拡充を図ってきました。また、東九州自動車道の整備が進み、各地へのアクセスが向上したことにより、国際・国内海上輸送ネットワーク拠点として今後も発展することが期待されています。
事業の概要
佐伯港鶴谷地区において、-5.5m岸壁(東側岸壁・南側岸壁)は昭和55年度に建設され、整備後数十年が経過しており、床版の鉄筋露出や基礎鋼管杭の重防食劣化等が進行している状況です。
これらの対策を行うため、県では平成16年度に佐伯港鶴谷地区の統合補助事業に着手しました。
事業の内容
事業延長 : 東側岸壁(桟橋式)L=190.0m、南側岸壁(桟橋式)L=270.0m |
事業内容 : 床版打替、重防食補修 |
事業の期間
平成16年度~
事業の説明