株式会社ポーラ

美を追求する女性たちに選ばれ続けてきたブランド「ポーラ」。エイジングケア、美白ケアでは業界でもトップクラスの定評があり、一度は使ってみたい憧れのブランドとして常に女性たちの注目を集めています。「最上のものを一人ひとりにあったお手入れとともに直接お手渡ししたい」と、高度なカウンセリング技術と美容技術を提供している「株式会社ポーラ畑中店」。美容のスペシャリストであるビューティーディレクターが在籍し、お客様一人一人に寄り添ったプログラムを提案・提供しているお店です。

「こんにちは！」と、太陽のような笑顔で迎えてくれたのは、ショップオーナーの亀井笑子（かめい えみこ）さん。この道30年以上のベテランで、ショップスタッフたちの厳しい上司でもあり、時に優しいお母さん的存在でもあります。

亀井さんのおおらかなオーラがショップのカラーとなり、店内はいつもアットホームな雰囲気です。来店するお客様が、亀井さんについ悩み事を相談する…というのも納得です。

そんな亀井オーナーの元で長年勤め、現在はチーフとしてオーナーの右腕的存在となった森田晴美（もりた　はるみ）さん。19歳で畑中店に入社しましたが、結婚・出産をきっかけに退職。その後、お子さんが3歳になった時、再びこのお店に復職しました。

お子さんが病気がちだったため、再就職の一番の条件は“自由が効く仕事”であること。ポーラの働き方はスタッフそれぞれが個人経営者。企業に属さず、フリーランスのエステティシャンとして契約する働き方を採用しているので、その時の森田さんにしっくりきたようです。「勤務時間や出勤日数など、自分に合ったペースで仕事を組み立てられるので、子育てしながらでも無理なく働けます。２番目の子どもを出産した時は１年間産休をいただいたのですが、産休中でも私を指名してくださるお客様が来店する際は、子どもをおんぶして施術していました。時にはスタッフが面倒を見てくれてたりと、お客様も、一緒に働く仲間たちも柔軟に対応してくれたので仕事を続けてこられました。みんなに助けてもらったから、今の私があると思います。仕事のことはもちろん、子育ての悩みやプライベートのことまで、いろんな相談に乗ってるくれるオーナーの存在もとても心強いです。日々勉強。お客様がどんどん綺麗になっていくのに刺激を受けて、私も頑張らなきゃって思います。技術も常に高め、お客様と共に切磋琢磨していきたいですね」と森田さん。

朝9時15分に出社し、スタッフ間のミーティングを終えた後、その日に予約が入っているエステの施術を行います。週末はお子さんのバスケの試合が入っていることも多く、お客様にもその胸を理解してもらい、スケジュールを組んでいるそうです。

　卓越したポーラのエステ技術。最新機器を使った、手技によるクオリティの高いマッサージには定評があります。表面だけではなく体の内側から…。化粧品のみならず、健康食品やサプリメントの商品展開の豊富さからもそのコンセプトがわかります。ポーラのビューティアドバイザーになるのは、それらの美容に関する幅広い知識が必要です。入社後の研修は、インターネットを利用した「eラーニング」で肌やコスメの種類、エステの技術などの基礎知識を学びます。家事の合間や空き時間で学ぶことができ、その後テストを受けたのちに実践研修を経て、ビューティーアドバイザーとして独り立ちします。

オーナーの亀井さんはこう言います。「自分の仕事・生活・生き方を自由にデザインできるのがこの仕事の魅力。一人の力は小さくてもそれが集まれば大きな力になり、それがショップの魅力になります。まるでスイミーの世界ですよね。自己成長できて、社会に貢献できる人になってほしいんです。女性たちが胸を張って“私は今こうやって生きています”と言える、そんな人間力をこの仕事で培ってほしいです」。

森田さんのこれからの目標は“選ばれる人・そしてショップになること”。多くの情報が簡単に手にはいる現代。知識が豊富で、本物を知っている消費者が本物を選ぶ時代になっています。その中で選ばれる存在でありたいと森田さんは話してくれました。なんでも話せる上司と部下。そして時に母と娘のような雰囲気の亀井さんと森田さん。キラキラと輝くお二人からは内面から滲み出る美しさと、絆の強さを感じました。