地域包括支援センターとは
地域包括支援センターは、高齢者の総合相談窓口です。
地域で暮らす高齢者の皆さんが、いつまでも健やかに住み慣れた地域で過ごせるよう、介護・福祉・保健・医療などさまざまな面から支援するために、市町村が主体となって、設置しています。
また地域包括支援センターでは、主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)・社会福祉士・保健師(または経験豊富な看護師)の3職種が、それぞれの専門性を活かしながら、業務を行っています。
1.運営主体
市町村、または市町村から委託された法人(在宅介護支援センターを運営する社会福祉法人、医療法人等、その他省令で定められた要件に適う法人)
2.主な機能
(1)介護予防ケアマネジメント
要支援と認定された方、支援や介護が必要となる可能性が高い方を対象に、 心身の状況や置かれている状況に応じた適切なサービスが提供されるよう専門的な視点から介護予防を目的とした必要な支援をおこないます。
(2)総合相談支援
高齢者やその家族等からの相談を幅広く受け付け、専門的な視点から必要な支援を行います。また、相談内容に応じ、適切なサービスや制度が利用できるよう支援します。
(3)権利擁護
日常生活でのサービス利用や金銭管理に不安がある方に対して、必要な相談・支援を行います。また、家族やサービス提供事業者などから虐待を受けている高齢者の早期発見や必要な支援をおこないます。
(4)包括的・継続的マネジメント支援
地域のケアマネジャーへの個別指導・相談・助言や地域全体のネットワーク構築にあたります。また、地域ケア会議の開催や支援困難事例に対する助言などおこないます。
3.県内の地域包括支援センター
県内では、61ヶ所のセンターが設置され、さらに11ヶ所のブランチ(地域包括支援センターにつなぐための相談窓口)と1ヶ所のサブセンター(地域包括支援センターの支所)も開設されています。
4.地域包括支援センター担当課一覧
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