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《玉来ダム標準断面図》
《玉来ダム下流面図》
平成2年7月の豊肥大水害をモデルとして、洪水調節計算を行った流出波形図が以下のグラフとなります。玉来ダム地点で約300m3/s、常磐橋基準点(竹田市街地)で約280m3/sの洪水調節が可能と見込まれています。
玉来ダムは、利水容量を持たない治水専用のダムであり、常用洪水吐きを現況の河床付近に設置し、洪水時以外は貯水しないダムとなります(流水型ダム)。普段は通常の川と変わらないため、環境への負荷等が非常に小さく、出水後の堆積土砂等の撤去等も容易となります。