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玉来ダムでは、各分野の専門家から意見を頂き事業区域及びその周辺地域を対象に自然環境に関する調査を行っています。
【猛禽類】
玉来ダム周辺には希少猛禽類であるクマタカ、サシバ及びフクロウの生息が確認されており、
これらの行動圏内部構造や繁殖活動等に変化がないか調査しています。
(サシバ) (クマタカ)
(モニタリング状況)
【両生類】
玉来ダム周辺には陸上動物の重要種であるトノサマガエル、オオイタサンショウウオ及びアカハライモリの生息が確認されています。ダム関連工事により影響が生じる重要種の保全対策(移植)を行い、保全対策後のモニタリング調査を行っています。
(トノサマガエル) (オオイタサンショウウオ)
(モニタリング状況)
【植物】
玉来ダム周辺には植物の重要種であるオニコナスビ等が確認されているため、保全対策として移植を実施し、移植後のモニタリング調査を行っています。
(オニコナスビ) (モニタリング状況)
【人工巣箱(フクロウ)の設置】
ダム事業の実施による環境変化を考慮し、フクロウの人工巣箱を設置し生息環境の保全に努めています。
【植物(重要な種)の移植】
ダム事業の実施により生育地点の消失または縮小、冠水(試験湛水)、生育環境の変化が予測されるため、影響を受けない場所へ移植する等の保全措置を行っています。