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記録的に短い梅雨が終わり、建設作業には厳しい季節を迎えようとしています。
玉来ダムでは、平成29年3月に本体建設工事に着手し、平成30年10月から堤体コンクリートを打設開始。令和3年8月に約18万立方メートルのコンクリート打設が完了しました。
現在は、天端橋梁仕上げ工事や貯水池の止水工事(※1:グラウチング)を行っています。
ダム直下に架かっていました仮橋や、ダム下流部にありました仮設備の撤去も完了し、ダム完成の姿が玉来川下流より望めるようになってまいりました。
また、ダム周辺においても管理用道路の整備を行っています。
引き続き工事の安全と周辺環境に、より一層配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。
※1:グラウチングとは、ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。
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令和4年7月1日撮影
今年度は定点写真では分かりづらかった、工事現場の細かい情報を月替わりで紹介しております。
7月は「転流トンネル閉塞工」をピックアップします。
昨年度、ダム本体工事の進捗に伴って転流トンネルを閉塞しました。
現在、止水対策としてトンネル内壁からグラウチングを施工中です。
断面は扇風機のように見えるファンカーテングラウチングと呼ばれる施工になります。