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初夏の風が感じられるようになり、ダム周辺でも日中は少々汗ばむ季節となりました。
玉来ダムでは、平成29年3月に本体建設工事に着手し、平成30年10月から堤体コンクリートを打設開始。令和3年8月に約18万立方メートルのコンクリート打設が完了しました。
現在は、天端橋梁仕上げ工事や貯水池の止水工事(※1:グラウチング)を行っています。
ダム直下に架かっていました仮橋や、ダム下流部にありました仮設備の撤去も完了し、ダム完成の姿が玉来川下流より望めるようになってまいりました。
また、ダム周辺においても管理用道路の整備を行っています。
引き続き工事の安全と周辺環境に、より一層配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。
※1:グラウチングとは、ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。
玉来ダム 建設中ダム [その他のファイル/212KB]
令和4年6月1日撮影
今年度は定点写真では分かりづらかった、工事現場の細かい情報を月替わりで紹介しております。
6月は「警報局」をピックアップします。
警報局は河川水位上昇などの危険が迫った際、サイレン・スピーカー放送で周囲に避難を呼びかける設備です。
玉来ダムの警報局はダム上下流、堤体左右岸の合計4箇所に設置されています。
サイレン・スピーカー放送が聞こえた際は、直ちに安全な場所へ移動してください。