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玉来ダム建設工事 進捗状況について(令和2年12月)

印刷ページの表示 ページ番号:0002117695 更新日:2020年12月14日更新

令和2年12月

 紅葉も終わり山も冬の色に変わり始めました。工事現場周辺でも朝夕の冷え込みが一層厳しくなりました。
 玉来ダムでは、引き続きコンクリ-ト打設を進めると共に、貯水池の※グラウチングの施工を行っています。
関連工事を含め工事の最盛期をむかえていますが、引き続き環境に配慮し、早期完成に向けて事業を進めていきます。

※ ダム上流部の止水対策として、岩盤内の割れ目にカーテン状にセメントミルクを注入するもの。

1.ダムサイト全景(下流より)

玉来ダム

 

2.ダムサイト近景(下流より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 大分県 九州
 

3.ダムサイト左岸(右岸より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 大分県 九州 
 

4.ダムサイト右岸(左岸より)

玉来ダム ダム 建設 工事 建設中ダム 流水型ダム 大分県 九州
   
                              令和2年12月4日撮影

                                                        写真撮影

5. 周辺情報

 扇森稲荷神社(通称 こうとうさま)は、玉来川の下流に位置し、九州三大稲荷や日本十大稲荷に数えられる神社です。
 扇森稲荷は、1616年に岡藩第2代藩主の中川久盛公によって、創祠されたと伝えられています。由来については諸説ありますが、ここでは以下の説を紹介します。二代中川久盛公が江戸城に登城の折、箱根で妖化が現れ危険を知らせました。このお告げにより、久盛公は刺客から身を守ることができ、日頃から信心していた伏見稲荷の霊験によるものと感謝して、お礼に伏見稲荷を模した神社を建てました。この神社は以後、岡藩の歴代藩主達に大切にされつづけ、今日の扇森稲荷神社に至ります。
 平成24年の九州北部豪雨の際には、神社の参道横を流れる玉来川が氾濫し、参道の稲荷橋が流されるという被害が出ましたが、現在は新しい橋が架けられ、初詣の時期には、大分県内だけではなく、九州各地から参拝客が訪れ賑わいを見せています。
                 扇森稲荷神社

                          
【扇森稲荷神社  令和2年11月29日撮影】 

                                                            参考文献:  玉来物語 ー観光の「窓」にー 
                                                                           昭和47年出版

                                                                   竹田市誌 第2巻 平成21年出版