本文
ダムを建設するためには、川の流れを一時的に切替えて工事をします。
このため、玉来ダム本体建設工事の基礎掘削着手に先立ち、平成29年8月17日にダム本体建設箇所を流れる玉来川(約250m間)の流れを切り替えました。
※川の流れを一時的に切り替えることを転流(てんりゅう)と呼んでいます。
玉来川を、ダム本体の上流に設置した仮締切堤によりせき止め、転流トンネルへ転流しました。
転流はダム本体完成まで続き、その後転流トンネルをコンクリートにより閉塞します。
転流後、ダム本体建設箇所の水が引き、長い年月激流に磨かれ丸くなった岩盤が姿を現しました。
淵に取り残された生物は、専門家の指導のもと関係者により下流の安全な場所へ移しました。