お薦め図書コーナー　心ひらいて　とよの国の食彩

　とてもあついひ、３匹のねずみ、うさぎたち、たぬきたちが、汗をふきふき、自分の家からなくなったものをさがしにいきます。しまりすたちの家についたみんなは、いっしょにみずあそびをはじめます。ところが、そのうちそれぞれが自分勝手なことをいいだして・・・。動物たちの表情をやさしい絵で描きだしています。あついひのみずあぞびの爽快さ、楽しさを満喫できる絵本です。　
〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より

　毎日のように、高齢者に対する詐欺や虐待など、高齢者の尊厳を否定する事件が報じられています。
　子どもの頃、祖母と同居していました。いつも優しい祖母に「ノートを買うからお金ちょうだい」と言い、そのお金でお菓子を買って「ばあちゃんを騙すのは簡単や」と思っていた自分。寝たきりとなり、オムツ使用を余儀なくされた祖母に「ばあちゃんの部屋は臭いから嫌いや」と言っていた自分。子どもの頃のこととはいえ、高齢者に対して優しさに欠けた行為ばかりしていました
祖母が亡くなってからずっと後のことです。テレビ番組で、高齢者に対して酷い扱いをしている心ない人達の映像を見た時、自分が祖母に同じような許せないことをしていたのだと気づき、後悔しました。
　高齢者に対する事件の加害者の多くは、分別があるはずの大人です。その人達は、これまで自分達の行為の愚かさに気がつかなかったのでしょうか。気づく機会がなかったのでしょうか。
　祖母に対する行いを思い出すと、今でも子どもの頃の自分が許せない時があります。
　お年寄りと手を繋いで歩く子どもを見ると、「じいちゃん、ばあちゃんにずっと優しくしてあげてね」と心の中でつぶやきます。　
　できることなら、子どもの頃の自分に戻って、祖母に謝りたいです。
　「ばあちゃん、ごめんなさい」

サフランの生産量日本一を誇り、西日本有数の夏秋トマトの産地である竹田市。
「喫茶・軽食　さふらんごはん」の塩谷登美子さんに、地元産の食材をふんだんにつかった「サフランライスとミネストローネ」を教えていただきました。花１００輪からわずか１gしか採れない貴重なサフランを炊き込んだご飯。鮮やかな色と口に広がる香りで箸がすすみます。また、ミネストローネは、トマトの濃厚な甘みと旬の野菜のうま味がぎゅっと詰まった一品。ポイントは、完熟トマトをたっぷり使うことだそうです。彩りがよく、心も体も元気になる料理をぜひご家庭でもご賞味ください。

昨年４月にリニューアルオープンした「竹田温泉　花水月」。
温泉はもちろん、物産、食事、観光情報などが集まる地域の交流拠点として、地元の方や観光客に幅広く親しまれています。
中でも、
午前６時から９時まで楽しめる「朝風呂」は大好評です。また、お湯を注ぐだけでみそ汁ができる「双美おばあちゃんの味噌玉」などの特産品や新鮮な農産物が並ぶ「売店、物産コーナー」は午前６時から開いており、観光客に人気です。
同施設内にある竹田市観光ツーリズム協会では、観光情報も収集できます。
竹田の魅力あふれる「竹田温泉　花水月」にぜひお立ち寄りください。