心ひらいて　まず野菜、もっと野菜

　最近、新聞でヤングケアラーに関する記事を読みました。
　ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家族の世話等を日常的に行っているこどものことです。勉学に励む、部活に打ち込む、友人と遊ぶといった「こどもとしての時間」と引き換えに家族の世話等をしているのです。
　大分県でも令和3年度に小・中・高等学校で実態調査を行っており、支援を必要とするヤングケアラーが県内には１千人程度いると推計されています。家庭内のデリケートな問題であることから、周囲の大人が気づきにくいと分析されています。
　ヤングケアラーのこどもたちを取り巻く状況、支援を必要としているかどうかは、それぞれ違い、こどもが感じていることや悩みごとを一緒に考えたりできるのがベストですが、簡単なことではありません。
　まずはヤングケアラーという存在を認知し、一人で悩みを抱え、孤独になりがちなヤングケアラーに周囲の人たちが気付き、寄り添うことが大切です。
　ヤングケアラーへの支援は広がり始めたばかりです。こどもがこどもらしくいられる社会にするため、私たち一人ひとりがその輪を広げていきましょう。

大分県人権啓発イメージキャラクターこころちゃん

(県ホームページ「こころちゃんの部屋」はこちらから)

春は豆苗が美味しい季節♪
調理時間は約５分♪ぱぱっと簡単に調理できるので、いつもの食事に１品プラス! ぜひ試してみてください。

レシピ提供： 公益社団法人 大分県栄養士会