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宇佐、玖珠の三滝をめぐるうちに、滝をつくるのは岩だと気付く。
それで最後に仙ノ岩を訪れた。
(No.62) 西椎屋の滝の景鬱蒼とした緑の中に真っ白な滝がとどろき流れ落ちる。どこかのジャングルでも眺めている気になる。日出生ダムの横を抜けた突き当たりに看板と駐車スペースがある。落差が86メートルもあり、日本の滝百選の1つに選ばれている。(Pあり) | |
(No.63) 龍泉寺の滝の景その名は、龍泉寺(現在は廃寺)の境内から見られたことに由来する。現在は福貴野の滝と呼ばれている。宇佐の三滝(東椎屋、西椎屋)の中では落差が65 メートルと最も低いため子滝と呼ばれるが、水が何にもぶつかることなく垂直に落ちる様は優雅。朝日が差し込むと虹が出ることも。展望台と滝壺の2箇所から望める。滝壺は、県道から細い坂道を登り、民家の間を抜けた突き当たりにある。やや荒れた石の道を歩く。また、滝の裏側に回ることのできる裏見の滝でもある。(P・トイレあり) | |
(No.64) 仙ノ岩の景竜王山の南側に1キロにも及び岩峰が並ぶ様は、さながら「宇佐の競秀峰」である。100メートルの絶壁平岩、耶馬渓随一の岩柱剣ケ岳、屏風岩などの峰からなり、千年以上も昔から修験の山であった。頂上の展望台からは由布岳を正面に望める。(P・トイレあり) | |
(No.65) 東椎屋の滝の景落差85メートルの迫力ある様は、「九州華厳」と呼ばれる。運が良ければ滝の裏に観音様が見えることも。滝壺までの渓谷も庭園のようで美しい。帆足萬里の詩碑もある。駐車場から滝までは徒歩8分。日本の滝百選の1つ。(P300円・トイレあり) |