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警察学校の生活
警察学校は、警察官や警察事務職員として必要な知識や心構え、体力を身につける新人教育の部署です。大卒程度の警察官は15か月間、高卒程度の警察官は21か月間、警察署での現場実習も交えながら職務に必要な教養や訓練を受けます。警察事務職員も大卒・高卒ともに約1か月間、警察学校に入校します。
1日のスケジュール
警察学校では、警察官も警察事務職員も同じタイムスケジュールで生活します。入校期間や授業カリキュラムはそれぞれ異なります。
6時30分 起床
6時40分 点呼
7時00分 清掃
7時20分 朝食
8時30分 朝礼
9時00分 授業開始
11時50分 昼食・昼休み
12時50分 授業開始
17時15分 清掃
18時00分 夕食
18時30分 入浴・自主活動
22時00分 門限
22時30分 点呼
23時00分 消灯・就寝
授業内容
警察学校では、警察官として必要な法学や一般的な教養、柔道・剣道・逮捕術・救急法といった訓練を行います。警察事務職員は、警察職員として必要な知識を習得します。
警察官
- 一般教養・・・訓育、職務倫理など
- 法学・・・憲法、警察行政法、刑法、刑事訴訟法など
- 警察実務・・・地域、生活安全、刑事、交通、警備、鑑識など
- 術科・・・柔道・剣道のいずれか、警備実施、逮捕術、けん銃操法、救急法、体育、教練
- その他・・・英語、華道など
警察事務
- 一般教養・・・訓育、職務倫理、OA教養、文書の作成・管理など
- 法学・・・憲法、民法、地方自治法など
- 警察実務・・・給与厚生、警察会計など