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港湾に係る主要事業

印刷ページの表示 ページ番号:0000102042 更新日:2010年3月26日更新

別府港整備事業(別府市)

別府港の概要

別府港は明治時代中期から阪神・四国・中国地方との航路が開設され、内海交通の要衝として繁栄してきた風光明媚な港であります。
明治3年に、当時の日田県知事松方正義により築港が開始され、以来、内海交通に多大な便益を与え、別府の発展に大きく貢献しました。
戦後わが国の観光国策が大きく取り上げられる中で、昭和25年には『別府国際観光温泉文化都市建設法』が制定され、昭和26年9月に重要港湾の指定を受け、同じ年の10月に国の直轄事務所が開設され、国による港湾整備が始まりました。
別府港は浜脇地区、北浜地区等8地区により構成されています。現有施設は5万トンの旅客船が接岸できる-12m岸壁をはじめ旅客船バースが8バースあり、定期フェリー、客船航路を中心に観光客や車両輸送に利用されています。(フェリー、旅客船のみで貨物は取り扱っていません。)
◎定期航路
   ・入港隻数 年間約3,400隻
   ・乗降客数 年間約60万人
   ・別府-大阪南港フェリーターミナル
   ・別府-八幡浜

別府港石垣地区整備事業

大規模地震災害時における緊急避難及び緊急物資輸送等の対策のため耐震強化岸壁を有するターミナル整備を国土交通省及び別府市と連携を図って行っています。
航空写真(H21.1撮影)完成予想図(通常時)
航空写真通常時
完成予想図(緊急時)完成予想図(イベント時)
緊急時イベント時

その他地区の整備

石垣地区の他に、的ヶ浜地区及び北浜地区の整備を行っております。国土交通省が高潮対策事業にて護岸整備を行っており、背後地である緑地整備を大分県が行っております。両地区ともワークショップを開催するなどして、地域住民の意向を取り入れて整備を進めています。
別府港周辺
航空写真
餅ヶ浜地区(整備前)餅ヶ浜地区(完成予想図)
餅ヶ浜地区(整備前)餅ヶ浜地区(完成予想図)
北浜地区(整備前)北浜地区(完成予想図)
北浜地区(整備前)北浜地区(完成予想図)

海岸整備事業

別府港海岸(関の江地区)

関の江地区は、別府市の海岸では自然海浜が残る数少ない海岸線ですが、近年、浸食により海浜が後退し、さらに波浪による越波等で背後地に被害が生じ、住民に不安を与えている状況です。
自然海岸で海水浴場に利用されているため、突堤、人口海浜、遊歩道等の整備を行い、高潮・浸食の防止及び環境への配慮を行い、市民の憩いの場としての海岸を整備します。

航空写真(整備前)完成予想図
整備前完成予想図