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令和2年度秋季全国火災予防運動の実施について

印刷ページの表示 ページ番号:0002113581 更新日:2020年9月30日更新

令和2年秋季全国火災予防運動の実施について

 令和2年11月9日(月曜日)から15日(日曜日)までの7日間、 「令和2年秋季全国火災予防運動」が実施されます。

 この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的とした活動です。

 令和元年(1月~12月)における大分県の火災の状況(概数)は、建物火災201件、林野火災45件、車両火災47件、船舶火災4件、その他火災(枯草等が燃えた火災)116件で計413件火災が起きており、死者14名、負傷者50名となっています。

 このような火災を起こさないためにも一人ひとりが火災予防に対する意識を高く持つことが大切です。この運動を機会に、日頃から火気などの取扱いに注意するなど防火対策を推進しましょう。

大分県の秋季全国火災予防運動中の取り組みについて

 大分県では、令和2年秋季全国火災予防運動期間中に住宅用火災警報器の設置率の向上及び維持管理の促進を目標に取り組みを行っています。

 住宅用火災警報器は住宅火災の死因の約5割を占める「逃げ遅れ」を軽減させる重要な装置です。

 しかし、大分県内の住宅用火災警報器の設置率は86.3%で、13.7%の世帯には未だ設置されていません。また、住宅用火災警報器の設置が義務づけられて、約10年が経過しています。10年を過ぎると、電池切れや経年劣化などの原因により、住宅用火災警報器が正常に作動しない場合があります。

 下記に住宅用火災警報器についてのリンクを載せていますので、確認をお願いします。

住宅防火 命を守る7つのポイント~3つの習慣・4つの対策~

 死者の発生した住宅火災の主な原因は、たばこ、ストーブ、こんろです。これらの火災を起こさないために「3つの習慣・4つの対策」を心がけましょう。

3つの習慣

・寝たばこは、絶対にやめましょう。

・ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用しましょう。

・ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消しましょう。

4つの対策

・逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置しましょう。

・寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用しましょう。

・火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置しましょう。

・お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制を作りましょう。

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