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「住宅用火災警報器」を設置しましょう。
住宅用火災警報器の維持管理!!
※ 日頃の維持管理が大切です [PDFファイル/192KB]
住宅用火災警報器の設置が義務化
消防法の改正により、県内のすべての住宅に「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。
◆新築住宅の場合
平成18年6月1日から設置が義務となっています。
◆既存住宅(平成18年5月31日以前に建築の住宅)の場合
大分県では、県下統一して平成23年6月1日から設置が義務となっています。
★未設置の方は、大切な家族の命や財産を守るために早期の設置をお願いします。
◎「住宅用火災警報器」は、維持・管理が大切です!
・1年に1回程度、作動点検をしてください。
・ほこりやクモの巣が付くと火災の煙を感知しにくくなります。
1年に1回は、乾いた布でふき取りましょう。
・忘れず、電池交換を行いましょう。
なお、最新機器の多くは、電池寿命が10年(通常使用時)です。
※ 詳しくは、取扱説明書で確認してください。
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なぜ住宅用火災警報器の設置が必要?
近年、全国における住宅火災による年間死者数は、1,000人を超え、その約6割が逃げ遅れによるものです。
大分県においても、平成26年中の住宅火災は116件であり、不幸にも13名の方が亡くなられています。そして、その約4割が逃げ遅れによるものです。
住宅火災から大切な命を守るためには、火災の早期発見が不可欠です。住宅用火災警報器を設置することにより、就寝中など火災に気付きにくい状況でも、火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれるので避難、初期消火を早期におこなうことが可能となります。
住宅用火災警報器とは?
・火災による熱や煙を感知して、音声や警報音で異常を知らせる機器です。
・「煙」に反応する煙式感知器と「熱」に反応する熱式感知器の2種類があります。
※設置が必要なのは「煙式感知器」です。
・耳の不自由な方には、光と音でお知らせする補助警報装置があります。
設置場所は?
・すべての寝室(普段寝室に使っている部屋)
・2階以上に寝室がある場合は、寝室がある階の階段室 等の天井または壁に取り付けます。
※3階建て以上や、寝室ではない四畳半以上の部屋が同じ階に5つ以上ある場合は改めて設置が必要です。
また、設置義務はありませんが、出火の危険性が高い台所には「熱式感知器」の設置がお奨めです。
住宅用火災警報器はどこで買えるの?
お近くのホームセンターや家電量販店、消防用設備取扱業者で購入いただけます。
なお、購入の際は国の基準に適合した日本消防検定協会の鑑定マーク(Nsマーク)が付いたものが安心です。
悪質な訪問販売にご注意ください。
住宅用火災警報器等の設置義務化を契機として、不適正な価格・無理強い販売などを行う業者にご注意ください。
なお、消防職員や市町村職員が個人住宅を訪問し、住宅用火災警報器を販売することはありません。
※少しでも不審に思うことがあれば直ぐに返事をせず、お近くの消防署または、大分県消費生活・男女共同参画プラザ(097-534-0999)にご相談ください。
関係先リンク
設置が必要な場所や取り付け方法など住宅用火災警報器の詳細な情報は(総務省消防庁住宅防火関係) をご覧ください。
お問い合わせ
お近くの消防本部県内消防本部一覧 [PDFファイル/25KB]または
住宅用火災警報器相談室(社団法人 日本火災報知機工業会)
【フリーダイヤル】0120-565-911
受付時間:月曜から金曜までの午前9時から午後5時(正午から午後1時までを除く。土曜、日曜及び祝祭日は休み)