本文
大気・特定化学物質担当
大気・特定化学物質担当では、大気の環境保全対策に役立てるため、
法律に基づく規制物質等の調査分析を行うとともに、酸性雨の調査や
原子力規制庁の委託による環境放射能の調査などを行っています。
また、県下の大気汚染状況の常時監視テレメータシステムの運用管理を行っています。
有害大気汚染物質調査
大気汚染防止法に基づき、平成9年度から一般環境、発生源周辺、沿道で
揮発性有機化合物(VOC)や重金属等の有害大気汚染物質についてモニタリング調査を
行っています。
調査結果等についてお知りになりたい方は、こちらのページをご覧ください。
大気汚染常時監視
大気汚染状況を把握するため、9市1町(別府市、中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、
津久見市、由布市、国東市、豊後大野市、日出町)の10箇所で二酸化硫黄(SO2)、一酸化窒素(NO)、
二酸化窒素(NO2)、浮遊粒子状物質(SPM)、光化学オキシダント(Ox)、微小粒子状物質(PM2.5)、風向・風速について、
大気汚染常時監視テレメータシステムによる監視を行っています。
交通環境・一般環境の大気測定調査
常時監視測定局の設置されていない道路沿道や一般環境などの地域において、大気汚染物質濃度(二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、オキシダント、
一酸化炭素等)の状況を把握するため、大気環境移動測定車(ほしぞら号)により調査しています。
環境放射能調査
環境放射能のバックグランドを測定し、環境放射能の水準を把握するため、
原子力規制庁の委託を受けて、降水中のβ(ベータ)線や、モニタリングポストにより
空間放射線量率の測定を行うとともに、 大気浮遊じん、降下物、土壌、野菜、
牛乳等のγ(ガンマ)線を測定し、環境中に存在する放射性核種の調査を行っています。