本文
大分県では、令和4年度より「なつほのか」を本格的に導入しています。
令和4年度は1,152ha、令和5年度は2,049ha作付けされ、令和6年度は3,000ha以上を目標として拡大を進めていきます。
また、日本穀物検定協会が行う米の食味ランキングで2年連続(令和4・5年産)で最高評価の「特A」を獲得しました(参考品種)。
同じ高温に強い品種である「つや姫」、「にこまる」と併せて、この新品種「なつほのか」を推進していきます。
種子や苗についてはお近くの農協もしくは集荷団体等にお問い合わせ下さい。
○高品質
お米は穂が出た後に気温が高くなりすぎると、米粒が白く濁ってしまう「白未熟粒」が発生します。
ですが、なつほのかは暑さに強いので、きれいでおいしいお米になりやすいです。
○おいしい
やさしい甘みとほのかな香りで、様々な料理を引き立てるおいしいお米です。
特A評価を獲得した味をご賞味あれ!
大分なつほのかのリーフレットを作成しました!
ぜひご覧ください!
令和6年2月29日に、(一財)日本穀物検定協会が実施した米の食味試験(令和5年産米の食味ランキング)の結果公表があり、大分県産「なつほのか」が5段階評価で最高位の『特A』を獲得しました。
令和4年産米の食味ランキングでも『特A』を獲得しており、初出品してから2年連続の獲得となりました。
大分県産「なつほのか」は出品して間もないため『参考品種』扱いとなっていますが、評価方法は本ランキングと変わらないことから、改めてその食味に注目が集まる結果となりました。
また、同じく大分県産の「つや姫」「ひとめぼれ(西部地区)」「ヒノヒカリ(豊肥地区)」の出品したすべての銘柄で『特A』を獲得していることから、産地としての大分県の評価が高まっています。
◆米の食味ランキングの概要
「なつほのか」は品質・収量が高いため、「ヒノヒカリ」より販売額が上がる可能性があります。詳しくは別添のチラシをご覧ください!
○R5年産1等米比率(12月末時点)
「なつほのか」:58.2%、「ヒノヒカリ」・・・51.7%
○平均単収(R5年県内16調査圃より・1.85mmふるい)
「なつほのか」:526kg、「ヒノヒカリ」:496kg
「大分なつほのか」のロゴマークはこちら
ロゴマーク全体のシルエットは、なつほのかの特徴である「大粒」を表現しています。マークを構成するそれぞれのオブジェクトに「包み込む」ような動きを持たせることにより「高品質」や「高温耐性」などの「安心感」を与えるとともに、中心に顔を配置することで、親しみやすさを持たせました。全体的な形状をシンプルにまとめ、色は明度が高い淡色を配色することで、なつほのかの食味の特徴である「やさしい甘み」「ほのかな香り」をイメージできるロゴマークとなりました。
「大分なつほのか」のロゴマークの使用をご希望の方はこちらの使用規則をよくお読みの上、申請書様式にて下記までご申請下さい。
※申請書の添付書類にある「物件の完成見本(デザイン等)」については、以下の見本を活用して作成して下さい。
【申請先】e-mail:a15290@pref.oita.lg.jp(大分県 農林水産部 水田畑地化・集落営農課 集落営農班宛て)
令和4年10月4日に 県庁で、副知事に「なつほのか」の試食を振る舞い、新米を贈呈するイベントが開催されました。
当日は杵築市内の農事組合法人「こめ・こめ・くらぶ」の岩尾組合長やJAおおいたの平間代表理事理事長、「しんけんうまい」大分県産産米推進協議会の岩崎会長(JA大分中央会参事)などが参加しました。
試食した尾野副知事からは「甘く、口触りも良い」との感想で、「なつほのかの魅力を広めていく」とのコメントもありました。