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概要:大分県では、毎年、世界的なイノベーションを生み出す米国西海岸でのビジネスネットワーキングを実施しています。今回、本ビジネスネットワーキング関連事業として、シリコンバレーで活躍されているStanford online high schoolの星友啓校長、地域経営、人的資本などの領域で活躍されている慶應義塾大学の保田隆明教授のお二人を講師に迎え、これからのグローバル及びローカル戦略について、理解を深めていただくビジネスセミナーを開催します。地域の「発展」につなげるためのヒントが得られる貴重な機会となると思いますので、県内企業経営者、商工団体、自治体関係者等の参加をお待ちしています。
主催:大分県
日時:令和7年3月24日(月曜日)13時30分~16時00分
場所:大分県庁 新館14階 大会議室
プログラム:
13時30分 開会あいさつ
13時35分 講演(1) Stanford online high school 星友啓校長
2008年Stanford大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、Stanford Online High Schoolスタートアッププロジェクトに参加。 2016年より校長に就任。現在、慶應大学特別招聘教授も兼任。
演題 「グローバルへ!ビジネスのための哲学思考と心理学」
第一部 哲学思考でビジネスを創造する
要旨: デザイン思考、第一原理、エフェクチュエーションなど、新しいビジネス思考の哲学的ベースを探求します。古くから流れる思想史の源泉を理解することで、欧米ビジネスの思想的グローバルスタンダードの本質を体感していただきます。
第二部 「やる気」のビジネス心理学
要旨:モチベーションはどこから来るのか?これまでのビジネス習慣は時代遅れの心理学に基づいて作られてきていました。今ビジネスで意識するべき、やる気のデザイン方法は何か?最新の心理学の視点を欧米での実例を挙げて解説していきます。
14時45分 講演(2) 慶應義塾大学 総合政策学部 保田隆明教授
外資系証券会社、ベンチャーキャピタル、神戸大学大学院経営学研究科教授等を経て、2022年4月より現職。ふるさと納税、クラウドファンディング、地域通貨を通じた自治体や事業者の取り組みや地域経済への効果を研究。関連する主な著書に『地域経営のための「新」ファイナンス』。2019年8月より2年間スタンフォード大学客員研究員を務めた。
演題 「地域経営とソーシャルファイナンス」
要旨:地域活性化には、地場に根ざす地域企業の企業力向上と、地域そのものを経営する自治体経営のふたつが必要になります。本講演では、それら二つに関して、クラウドファンディング、ふるさと納税、地域通貨など、ファイナンスの視点から分析していきます。講演者はそれらソーシャルファイナンスに関して長年研究をしており、近年では、地域通貨に関しての学術論文で日本地域政策学会優秀賞を受賞しています。講演を通じて、地域企業の勝ち筋経営、そして、成功する自治体経営に関しての示唆を提供できれば幸いです。また、TOSテレビ大分のサタデーパレットでレギュラーコメンテーターを務めたこともあります(2021年〜2022年)。
15時55分 閉会あいさつ
16時00分 閉会
お申し込みについては、以下のサイトよりお申し込みください。【参加費無料:定員100名】
注意事項:県庁の外来駐車場の利用はできません。近隣の駐車場をご利用ください