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大野川発電所は、昭和27年に完成した大分県営初の水力発電所です。大分県企業局では、「二酸化炭素を排出しない」「資源を繰り返し使える」クリーンな電力である水力発電の供給を継続するため、平成27年度からリニューアルを進め、令和4年1月に工事が完了しました。
大分県最大の河川である大野川に堰を作り、水を取り入れています。さらに、三重川からも水を取り入れ、あわせて約16kmの導水路で大野川発電所に水を送り、発電を行っています。
水力発電は、水の流れる力を利用します。水が高いところから低いところへ流れ落ちる力を使って水車を回し、水車につながった発電機を動かして発電します。水の量が多いほど、また、落ちる高さが高いほどたくさんの電気を作ることができます。
● 機械を電動化して、作動油を削減
● 水車・発電機を2基から1基にするなど、関連する機器等を削減
● 減勢工を設置して、発電機停止時の水を安全に河川へ放流
● 魚が遡上しやすい魚道に改修して、良好な自然環境を保全
● 水車・発電機を更新することにより、発生電力量が10%以上増加
● 南海トラフ地震等の大規模地震に対する耐震性を確保
● 「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)(※)」を利用し20年間の安定した売電が可能
※再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)
再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度
水車型式:立軸単輪単流渦巻フランシス水車
大野川発電所の年間発生電力量は7,300万kWh以上になると見込まれています。これは、豊後大野市全体の一般家庭(年間使用電力量)をほぼまかなえる量の電力を作っていることになります。
大野川発電所リニューアル完成記念動画をYouTubeで公開しています。
問 企業局工務課 097-534-6771
今後のデジタル社会において、マイナンバーカードはオンラインで行政への申請を行うために欠かせないツールです。まだカードをお持ちでない方はこの機会にぜひ取得しましょう。
マイナンバーカードは、裏面にマイナンバーが記載されたカードです。暗証番号と内蔵されたICチップで電子証明(本人確認)ができるため、オンラインで様々な手続が可能です。
マイナンバーを利用する行政の手続では、顔写真付の身分証明書で本人確認を行うことが法律で義務づけられています。また、オンラインで使用するには暗証番号が必要です。
さらに、カードのICチップには、税や年金などのプライバシー性の高い情報は入っていません。万が一紛失した場合には、コールセンターで24時間365日一時利用停止が可能です。 0120-95-0178(通話料無料)
Q マイナンバーを他人に見られたり、紛失したら、悪用されないか心配です。
A マイナンバーを見ても、本人以外は何も手続ができません。
Q マイナンバーにより個人情報が一元的に管理されるのではないですか?
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マイナンバーカードの取得には令和3年春に送付されたマイナンバーカード交付通知書を使うと便利です。通知書の二次元コードを使って、スマホ等で申請できます。
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問 マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(通話料無料)
電子自治体推進室 097-506-2081