心ひらいて　まず野菜、もっと野菜

　みなさんは「2025年問題」を知っていますか。
2025年には、団塊の世代が皆75歳を迎え、国民の約5人に１人が75歳以上の後期高齢者になることが見込まれています。「2025年問題」とは、こうした超高齢化社会が雇用や医療、福祉など、社会にもたらすまざまな問題のことをいいます。
私がこどもの頃は、近所のおじいちゃんが、盆踊り大会に向けて和太鼓を教えてくれたり、近所のおばあちゃんが毎朝「いってらっしゃい！」と声をかけてくれ何気ない会話をしたり、地域の方々との交流が日常的に行われていたように思います。
しかし、昨年度県が実施した「人権に関する県民意識調査」では、高齢者に関する設問で、「一人暮らし、寝たきり等への不安や不便を感じている」と回答した人が、半数を超える結果となりました。
住み慣れた地域で不安や不便なく、誰もが自分らしく生き生きと暮らし続けるにはどうしたらいいんだろうか、私にできることはないだろうか、と考えてみました。
例えば、日頃から近所の方とあいさつや会話をする、地域の行事へ参加してみるなど、こうしたちょっとしたことで地域の交流の輪を広げることができるかもしれません。人とつながりつづけることができる地域であれば、年齢にかかわらず、誰もが人生の最後まで安心して暮らしていけるのではないでしょうか。

大分県人権啓発イメージキャラクターこころちゃん

(県ホームページ「こころちゃんの部屋」はこちらから)

焼いて重ねるだけの簡単調理！ 
おしゃれなミルフィーユのできあがり♪ ぜひ試してみてください。

レシピ提供： 公益社団法人 大分県栄養士会